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2012.12.30

第3回 神戸アニマルケア国際会議 —ICAC KOBE 2014「人と動物の未来の為に」プロフィール

プロフィール

   基調講演

喜田 宏氏
日本学士院 会員
北海道大学 特別教授
北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 統括
OIE世界鳥インフルエンザレファレンスラボラトリー長
WHO指定人獣共通感染症対策研究協力センター長

インフルエンザウイルスの生態とインフルエンザの診断、予防、治療の研究成果から、1) インフルエンザが人獣共通感染症であること、2) 動物とヒトのインフルエンザウイルス遺伝子の起源が渡りガモの腸内ウイルスにあり、北方圏のカモの営巣湖沼がウイルスの貯蔵庫であること、3) パンデミックウイルスはブタの呼吸器にヒトのウイルスとカモ由来のウイルスが同時感染して生ずる遺伝子再集合体であることを明らかにした。さらに、4) 高病原性鳥インフルエンザウイルス対策とパンデミックインフルエンザに対する備え方を提唱し、国際共同研究を推進している。

藏内会長 ご挨拶

藏内 勇夫氏
公益社団法人日本獣医師会会長/農学博士/名誉獣医学博士

昭和28年12月7日生まれ。
昭和54年日本大学農獣医学部獣医学科卒業、臨床獣医師、国会議員秘書を経て、昭和62年福岡県議会議員に初当選、以後7期連続当選し、現在に至る。

平成13年に福岡県議会議長就任、現在、自由民主党県議団会長。
平成5年から7期20年にわたり福岡県獣医師会会長。
平成25年6月に第12代日本獣医師会会長に就任。

  ご挨拶

横倉 義武氏
公益社団法人日本医師会 会長

学歴
昭和44年3月 久留米大学医学部卒業

主な経歴
昭和44年4月 久留米大学医学部第2外科助手
昭和52年10月 西ドイツ ミュンスター大学教育病院デトモルト病院外科
昭和55年1月 久留米大学医学部講師
昭和58年4月 医療法人弘恵会ヨコクラ病院
平成2年4月 医療法人弘恵会ヨコクラ病院院長
平成9年4月 医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長・院長 (現在に至る)

平成11年5月 中央社会保険医療協議会委員

昭和63年4月 (社)大牟田医師会監事
平成4年4月 (社)大牟田医師会理事
平成2年4月 (社)福岡県医師会理事
平成10年4月 (社)福岡県医師会専務理事
平成14年4月 (社)福岡県医師会副会長
平成14年4月1日 (社)日本医師会代議員
平成18年5月 (社)福岡県医師会会長
平成22年4月1日 (社)日本医師会副会長
平成24年4月1日 (社)日本医師会会長(現在に至る)

立田壽会長 ご挨拶

立田 壽氏
一般社団法人 兵庫県獣医師会 会長

1946年 1月31日生
1972年 日本獣医畜産大学を卒業、吉田家畜医院勤務
1974年 兵庫県に奉職
2006年 兵庫県動物愛護センター所長を最後に定年退職
2000〜2005年 兵庫県獣医師会 理事
2011年 兵庫県獣医師会 副会長
2012年 兵庫県獣医師会 会長就任
公益社団法人 兵庫県畜産協会理事
社団福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 介助犬及び聴導犬認定審査委員
兵庫県動物愛護協会監事、兵庫県動物愛護管理推進協議会委員
兵庫県公衆衛生協会役員、兵庫県感染症対策専門委員会委員を務める

nakajima

ご挨拶

中島 克元氏
公益社団法人神戸市獣医師会 会長/日本獣医師会 狂犬病対策特別委員会 委員長

《略歴》
1955年6月19日生まれ  栃木県出身
1978年  麻布学園卒業  獣医師
1982年  神戸市兵庫区中道通2丁目で中島動物病院を開院
1995年  阪神・淡路大震災で自宅全焼・病院全壊の被害を受ける
1995年  松本地区まちづくり協議会会長として活動を開始
以後、神戸まちづくり協議会連合会事務局長 神戸市・兵庫県の数々の審議会委員を務める。現在神戸市政策提言会議委員・兵庫県長期ヴィジョン作成委員会委員・神戸市感染症部会委員・兵庫県動物保護管理推進委員会委員など
2009年  兵庫県神戸市新開地にて動物病院開業
兵庫県神戸市中央区在住
2010年  神戸市獣医師会長就任
現在に至る

阿部文彦氏 ご挨拶

阿部 文彦氏
ネスレ日本株式会社 ネスレピュリナペットケア カンパニープレジデント

1960年6月13日生まれ/東京都出身
英国ストラスクライド大学卒、国際マーケティング博士課程修了

職歴:
1985年 ケイケイ・アソシエイツ・インク(東京) 営業
1994年 マーケティングマネジメントサービス(グラスゴー) マーケティングコンサルタント
1996年 日本コカ・コーラ株式会社(東京) ビジネスインテグレーション グループ・マネージャー
2001年 ザ・コカ・コーラ・カンパニー(香港) インターナショナルマーケティングマネージャー
2006年 ユニリーバ・ジャパン(東京)ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングK.K. 副社長/ユニリーバ・ジャパン・ビバレッジK.K. 代表取締役社長
2012年 ネスレ日本株式会社 ネスレピュリナペットケア カンパニープレジデント

koshimura ご挨拶

越村 義雄氏
一般社団法人ペットフード協会 会長

ペットフード公正取引協議会 会長
ペットとの共生推進協議会 副会長
一般社団法人 日本ペット栄養学会 監事
一般社団法人 国際経営者協会 理事
日本ヒルズ・コルゲート株式会社 名誉会長

1978年6月 日本コルゲート・パルモリーブ(株)に入社、ペットフード部門が製造する犬猫用ペットフードの日本での事業を立ち上げる。
1987年1月 代表取締役就任。
2009年5月 一般社団法人ペットフード協会・ペットフード公正取引協議会の両会長に就任。
2010年1月 ヒルズペットニュートリションアジアーパシフィック日本支社会長に就任。
2011年5月 一般社団法人ペットフード協会・ペットフード公正取引協議会の両会長に再選され現在に至る。
2013年1月 日本ヒルズ・コルゲート株式会社 名誉会長に就任

冨永理事長  ご挨拶symposium4

冨永 佳与子氏
公益社団法人 Knots 理事長

長崎大学経済学部卒業/公益社団法人瓊林会 理事

平成15年/16年 兵庫県ワイルドライフ・マネージメント計画・運営協議会 委員
平成16年度 兵庫県の移入種対策にむけた提案策定委員会 委員
平成17年12月9日~平成19年3月31日 野生動物保護管理運営協議会 委員
平成22年10月1日~平成23年3月31日 長崎大学経済学部 非常勤講師

平成24年9月~ 農林水産省 獣医事審議会 委員
平成25年4月~ 日本獣医史学会 評議員
平成25年4月~ 奈良県「いのちの教育」研究協議会 副会長

 《アドバイザー》50音順
アドバイザー

植村 興氏
四条畷学園大学 教授

1940年 大阪府生まれ
1963年 大阪府立大学農学部獣医学科卒業の後大学院(家畜微生物学専攻)を経て、大阪府立大学獣医公衆衛生学研究室助手、講師、助教授、教授で定年退職。

《現在》
大阪府立大学名誉教授
/四条畷学園大学リハビリテーション学部教授(公衆衛生学、アクティビティ論(動物介在療法など))/
私立スタムフォード・バングラデッシュ大学客員教授(付属研究所Japanology部門グループリーダー )

《社会活動》
法務省保護司/東大阪市動物由来感染症対策委員会委員/
兵庫県食の安全安心と食育審議会委員・衛生部会長/尼崎市動物愛護管理推進協議会委員/門真市公平委員会委員・委員長 その他

《賞罰他
》
1980年 日本食品衛生学会学術奨励賞
1980年 森永奉仕会賞
2001年 総務大臣大臣表彰
2003年 厚生労働大臣表彰
2008年 (社)日本獣医師会奨励賞公衆衛生分野功労賞
2009年 法務大臣表彰
2011年 Visuddhananda Peace Gold Award (バングラデシュ)
2011年 大阪府知事表彰 その他

笹井和美先生 アドバイザー

笹井 和美氏
公立大学法人大阪府立大学 獣医学類 教授

学歴・職歴
1983年 大阪府立大学 卒業
1983年 大阪府立大学大学院農学研究科獣医学専攻 入学
1988年    同上     修了(農学博士取得)
1989年 日本学術振興会特別研究員

1989年 米国Purdue大学客員研究員
1990年 大阪府立大学農学部 助手

1993年 米国農務省ベルツビル研究所客員研究員
1999年 大阪府立大学農学部 講師

1999年 マレイシア農業技術センター客員研究員
2001年 大阪府立大学大学院 農学生命科学研究科 助教授
2008年 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 教授(現在に至る)
2012年 大阪府立大学獣医学類 学類長(現在に至る)

所属学会:
日本獣医学会、日本獣医師会、大阪府獣医師会、日本寄生虫学会、米国寄生虫学会

柴内裕子先生 アドバイザーsymposiu2m

柴内 裕子氏
公益社団法人日本動物病院福祉協会相談役/公益社団法人日本獣医師会動物福祉・愛護部会 動物福祉・適正管理対策委員会委員/一般財団法人J-HANBS理事/赤坂動物病院院長(赤坂動物病院:http://www.akasaka-ah.com/

長年に亘り伴侶動物診療の現場に従事する傍ら、1986年公益社団法人日本動物病院福祉協会第4代会長としてCAPP活動=Companion Animal Partnership  Program (人と動物とのふれあい活動)をスタートさせ、動物介在活動/療法/教育の実践と啓発、講演活動を実践している。

《経歴》
1959年 日本大学農獣医学部獣医学科を卒業/同 付属家畜病院研究員
1961年 同 アイソトープ研究室助手
1963年 東京赤坂に赤坂獣医科病院(現赤坂動物病院)を開設、院長となる
2003年 厚生労働省 介助犬訓練者研修カリキュラム検討会委員/厚生労働省,補助犬法認定のための育成基準委員会委員/都市基盤整備公団本社、ペット共生住宅調査研究委員会委員
現在、仙台市動物愛護協議会委員など

《賞歴》
2007年 IAHAIO(人と動物の関係に関する国際組織)特別賞受賞
2008年 社団法人日本動物病院福祉協会 厚生労働大臣感謝状受賞
2013年 環境省 動物愛護管理功労者表彰 他多数

《出版》
「犬となかよくなろう(アメリカ・ペットフード協会)」/人と動物の共生ガイドブック「ペットと幸せに暮らす(千代田区)」監修/「犬といっしょに(あかね書房)」監修/岩波書店 岩波ブックレット No.568「都会で犬や猫と暮らす」No.777「子どもの共感力を育む」(共著) 他多数。

玉井公宏先生 アドバイザー

玉井 公宏氏
公益社団法人和歌山県獣医師会会長

1955年和歌山市生まれ。
78年大阪府立大学卒業。藤井寺動物病院是枝哲世院長に師事の後、81年紀の川動物病院を開設。地域密着型の動物診療の傍ら、99年より現役職(2012年公益社団法人に改組)。2001年より(社)日本獣医師会監事(12年公益社団法人に改組)。和歌山県動物愛護推進協議会副会長などを兼任。(社)日本動物病院福祉協会理事、(社)動物保護管理協会理事、近畿地区連合獣医師会会長、大阪府立大学獣医臨床研友会会長、和歌山県動物由来感染症予防対策検討会委員、ネオベッツ取締役副社長などを歴任し、人と動物との共生のより良い関係をめざして活動している。

山口千津子先生 アドバイザー

山口 千津子氏

1975年  大阪府立大学農学部獣医学科卒業
1979年~1981年 英国・カナダにおいて動物福祉に関する研修を受け、英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)のインスペクターの資格を得る。
1981年~ (公社)日本動物福祉協会獣医師調査員として現在に至る。

現在、東京都動物愛護管理審議会委員、仙台市動物愛護審議会委員、公益社団法人日本獣医師会動物福祉・愛護部会委員

山﨑恵子先生 アドバイザー

山﨑 恵子氏

昭和29年3月1日生
国際基督教大学(ICU)人文学科卒業、優良家庭犬普及協会 常任理事、日本介助犬アカデミー 常任理事、「米国ペットパートナーズ」インストラクター、ペット研究会「互」主宰、医療法人 雄心会 山崎病院 嘱託、AAT・コーディネーター、IAHAIO理事、公益法人日本動物福祉協会顧問、動物との共生を考える連絡会幹事

著書
「ペットが元気をつれてくる」(講談社)
「ペットのしあわせ わが家がいちばん」(青木書店)
「ペットの死、その時あなたは」共著(三省堂)
「アニマルセラピーコーディネーターってなんだろう?」(ウィネット)

翻訳書
「ドッグス・マインド」ブルース・フォーグル著
「キャッツ・マインド」ブルース・フォーグル著
「犬語の世界へようこそ」テューリッド・ルーガス著
「犬とイルカ」カレン・プライヤー著
その他多数

丸山総一先生 symposium1

丸山 総一氏
日本大学生物資源科学部教授 /博士(獣医学)

1957年生まれ
1982年:日本大学農獣医学部獣医学科卒業(獣医学士)
1984年:東京大学大学院農学系研究科修了(農学修士)
1984~1985年:財団法人 競走馬理化学研究所勤務
1995~1996年:カリフォルニア大学デイビス校客員研究員
2005年~現在:日本大学生物資源科学部に助手として勤務,講師,助教授をへて現在教授

受賞等
2005年:「猫ひっかき病の疫学に関する研究」で日本獣医学会賞
2009年:Charles Shephard Award, CDC (共同受賞)
2009年:関東獣医師会連合会学術奨励賞(共同受賞)

学会並びに学外での活動状況
2006年~現在獣医疫学会理事
2005年~現在日本獣医公衆衛生学会 理事
2002年~現在関東獣医師会連合会,神奈川県代表評議員
2001年~現在神奈川県動物由来感染症対策検討会 委員
2010年~現在人と動物の共通感染症研究会 会長
2010年~現在日本獣医学会 理事

主な研究内容
人獣共通感染症(特にバルトネラ症)および細菌性食中毒の疫学,病態発現機序解明に関する研究

新井智先生 symposium1

新井 智氏
国立感染症研究所 感染症疫学センター 主任研究官

酪農学園大学大学院獣医学研究科修了後、国立感染症研究所感染症情報センターに入所した。
その後、2013年に組織名が感染症疫学センターに変更されるに伴い、感染症疫学センター所属となる。大学在籍時代から一貫して感染症分野に従事し、原虫やウイルス感染について研究を進めてきた。
現在は、ワクチン予防可能疾患に対するワクチン効果の評価や効果的なワクチン接種スケジュールの検討に加え、未知の感染症対策の一環として、齧歯目や翼手目などの保有している未知のウイルス検出に努めている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA symposium1

井上 智氏
国立感染症研究所獣医科学部 第二室(感染制御研究室)室長

昭和59年山口大学農学部獣医学科卒業。平成元年東京大学大学院農学系研究科獣医畜産学専攻博士課程終了。平成元年国立予防衛生研究所獣医科学部獣医公衆衛生室に配属。平成6年アメリカ合衆国ダナファーバー癌研究所腫瘍免疫学研究室に客員研究員として留学。平成8年国立感染症研究所獣医科学部人獣共通感染症室に主任研究員として配属。平成10年アメリカ合衆国CDCウイルスリケッチア人獣共通感染症部門狂犬病担当部署に短期出張。平成14年国立感染症研究所獣医科学部第二室室長となり現在に至る。

現在、動物由来感染症の危機管理を念頭において、国内・海外の関連機関と連携した狂犬病等の疫学・診断・予防・発症機序に関する調査研究を行っている。

林谷先生 symposium1

林谷 秀樹氏
東京農工大学大学院准教授

経歴:東京農工大学大学院修了 獣医師、博士(獣医学)

専門:獣医疫学/獣医公衆衛生学 公衆衛生学的な観点から、人と動物の共通感染症、特に細菌性の人と動物の共通感染症(サルモネラ、エルシニアなど)について調査研究を行っている。最近は、東南アジアに生息する爬虫類におけるサルモネラの疫学に関して、調査研究を行っている。

 

佐野文子先生 symposium1

佐野 文子氏
琉球大学農学部 亜熱帯地域農学科 動物生産科学分野 家畜衛生学講座 教授

1958年東京都生まれ。
1981年麻布大学獣医学部獣医学科卒業。
1983年麻布大学大学院獣医学研究科修了。
民間企業などの勤務を経て、1987年より千葉大学研究生となり医真菌学を研究し、1994年千葉大学より医学博士を授与。
その後、研究生、ブラジル留学とJICA長期専門家、非常勤職員などを経て2002年より千葉大学准教授となり、2011年より現職。

専門は病原真菌学。
人獣共通真菌感染症として皮膚糸状菌症、新興真菌症のほか、特に高度病原性真菌症のヒストプラスマ症、ラカジオーシスを中心に研究を進めている。
また、イルカ、マナティなどの水棲ほ乳類の真菌症は今後発展させたい研究分野である。

 

 

奥祐三郎先生

奥 祐三郎氏
鳥取大学 農学部共同獣医学科 寄生虫病学研究室 教授

私は、北海道大学の獣医寄生虫学研究室で大学院生から准教授まで、さらに2010年からは鳥取大学の現職で、野生動物や家畜の様々な寄生虫について、分類、生活環、免疫応答、病態および分子生物学な側面から研究してきました。ここ20年ほどは主たる研究対象を今回講演するエキノコックスとして,犬の診断法の開発や、住民の方と一緒に町村規模でキツネの駆虫に取り組んでおります。夢は北海道からエキノコックスをなくすことです。札幌から鳥取へ移ってからは園芸に目覚めました。鳥取は札幌と比べると気候が良いので、様々なきれいな草木が楽しめます。

福島和子先生 symposium1

福島 和子氏
厚生労働省健康局結核感染症課 課長補佐

平成11年、旧厚生省に獣医系技官として入省。
食品安全部において、遺伝子組換え食品の安全性審査、食品衛生法における規格基準の策定、食品の国際基準に関する交渉等の業務に携わった他、平成21年から、WHO(世界保健機関)食品安全・人畜共通感染症部に出向し、食品の微生物学的リスク評価に関する業務を担当する。平成24年5月より、現職。動物由来感染症対策及び病原体の管理規制の業務に従事している。

 

 

戸塚裕久先生 symposiu2m

戸塚 裕久氏
公益社団法人 日本動物病院福祉協会(JAHA) CAPP 委員長

静岡県静岡市駿河区在住
1950年10月30日 静岡県生まれ
1974年3月 日本獣医畜産大学(現在は日本獣医生命科学大学)獣医学科卒
1979年5月 静岡県焼津市にてダクタリ動物病院焼津病院を開業
現在は焼津センター病院・大井川病院・焼津大富病院の3病院を経営

役職
公益社団法人 日本動物病院福祉協会 CAPP委員会 委員長(現在)
社団法人 日本小動物獣医師会 元理事
ダクタリ動物病院会 元会長

表彰
2008年8月 JAHAよりビューステッドアワード(JAHA福祉功労賞)受賞
2009年9月 社)日本動物保護管理協会長賞(動物愛護管理功労者)受賞

 

 

TomCatPic symposiu2m

トーマス E. カタンザーロ氏
ディプロメート:アメリカンカレッジ オブ ヘルスケア エグゼクティブズ
国際獣医コンサルティングCEO

獣医界でその名を広く知られており、多くの出版物などを通して、獣医業界のあり方を進化させてきた。

1966年モンタナ州立大学アニマルサイアンス学科遺伝子学専攻にて、最初の学位を得た後、陸軍に入隊。歩兵隊時代の3年間で、ベトナムを含む医療管理制度を学ぶ。1974年コロラド州立大学で獣医学学位、そして1985年ベイラー大学にて医療経営管理の修士を取得。1991年獣医としては初めて、ACHE(アメリカンカレッジ健康管理)の資格を得た。この資格は3年ごとに更新されなければならない。1996 年、3万人以上の健康管理職者の中でも10%以下と言われる特別名誉会員に選出されている。

ヒューマンアニマルボンド、獣医医療のシステムにおけるリーダーシップ、リーダーシチーム体制による健康管理を、獣医学システムの最先端に位置づけた。2004年には、アメリカ獣医師会に推薦され、新しい健康調査プログラム、「命のために二度考えようプログラム(THINK TWICE FOR LIFE)」を制作。2012年、ヒューマンアニマルボンドへの30年の功績を称えられ、2012年度アメリカ獣医師会「レオ・バスタド コンパニオンアニマル獣医賞」を受賞。

2008年5月、ブリスベンに拠点を移し、現在オーストラリアをホームベースに活躍している。余暇には、地元そして国レベルでボーイスカウトプログラムを手伝っている。また時間の許す限り講師としても活動している。

「The Practice Success Prescription: Team-based Veterinary Healthcare Delivery (成功する処方のためのチーム体制による獣医療の提供)」と「 Promoting the Human Animal Bond in Veterinary Practice,2nd Edition(獣医療におけるヒューマンアニマルボンドの奨励)は電子図書としてVINライブラリーから無料ダウンロードできる。

山岡幸司先生-2 symposium3

山岡 幸司氏
やまおか小児科・アレルギー科クリニック 院長

神戸市で小児科アレルギー科のクリニックを始めて7年余りになります。私は日本小児科学会と日本アレルギー学会の認定専門医です。かつて神戸市立中央市民病院小児科に勤務していた頃に「2002年りぶ・らぶ・あにまるず国際シンポジウム」に参加して、私自身も視野が広がる思いでした。こどもたちの喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を専門でみる町医者になってからは、さらに身近なかかりつけ医として、それぞれに異なるライフスタイルのこどもたちに寄り添えるようなアドバイスを心がけています。こどもたちの生活の質を高く保つことが目標で、動物とのふれあいとめざすところはいっしょかもしれません。

沖本由理先生 symposiu2m

沖本 由理氏
千葉県こども病院 血液・腫瘍科 部長/医師

1975年千葉大学医学部卒業。同年、同大小児科入局。
1982年、現千葉大学感染症管理治療部佐藤武幸先生とともに血液グループを立ち上げ、血友病診療にも携わる。
1988年千葉県こども病院(開院に伴い血液腫瘍科長として)赴任。
2000年より血液腫瘍科部長。
専門は、小児血液腫瘍。

フィル・アーコー先生 symposium3

フィル・アーコー氏
ナショナル・リンク・コアリッション コーディネーター

フィル・アーコ―は国際的に200を超える講習会などを開催し55を超える著書や記事等を執筆するという経歴を有する著名な講師、著者、そして指導者である。彼は動物虐待と対人暴力のリンクに関するナショナル・リソースセンターであるナショナル・リンク・コアリッション(リンクに関する全国連絡機構)のコーディネーターである。.彼はまたレ―サム財団の動物虐待、家庭内暴力防止プロジェクトの委員長でもある。またASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)および Animals & Society Institute.のコンサルタントも務めている。

National Link Coalition、 National Animal Control Association、 Animal Welfare Federation of New Jersey、及びColorado Federation of Animal Welfare Agenciesの創設にもかかわっている。Harcum College および Camden County Collegeにおいて動物介在療法の講座も担当している。

元新聞記者、そして財団関係の報道官を務めた経験があるア―コ―はヒューマン・アニマル・ボンド、暴力の抑止、動物愛護教育、動物介在療法、そしてシェルター運営の専門家である。AVMA,ペットパートナーズ(旧デルタ協会)、American Humane Association及びAmerican Association of Human-Animal Bond Veterinariansにおいて専門委員、理事等を務めた経験も有する。

山﨑佐季子先生 symposium3

山﨑 佐季子氏
ペット研究会「互」/社会福祉学博士

国際基督教大学教養学部人文学科卒。
日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科博士前期課程、博士後期課程修了。
社会福祉学博士。

田原正規先生 symposium4

田原 正規氏
尼崎市健康福祉局保健部生活衛生課動物愛護担当係長 獣医師

平成8年大阪府立大学農学部獣医学科卒
平成9年尼崎市役所入庁
入庁後、主に狂犬病予防及び動物愛護管理業務を担当
平成22年度より現職

細井戸大成先生 symposium4symposium7

細井戸 大成氏
株式会社 VR ENGINE 代表取締役

公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA) 会長
公益社団法人 大阪市獣医師会 会長
公益社団法人 日本獣医師会(JVMA) 理事

1955年12月7日生まれ
1979年3月  山口大学農学部獣医学科卒業
獣医師免許取得(登録番号第18514号・登録年月日 1979年6月4日)
1983年6月細井戸動物病院開設:大阪市鶴見区
1989年4月  有限会社細井戸動物病院「鶴見緑地動物病院」に改組
2005年9月  鶴見緑地動物病院閉院
2005年10月  ネオベッツVRセンター開院(顧問):大阪市東成区
ペットクリニック住吉大社南開院
2007年2月  有限会社細井戸動物病院→株式会社VR ENGINEに改組

2005年1月  農林水産省 小動物獣医療に関する検討会 委員
2007年8月  農林水産省 ペットフードの安全確保に関する研究会 委員
2008年8月  農林水産省 農業資材審議会 専門委員(~現在)
2008年8月  環境省 中央環境審議会 専門委員(~現在)
2008年8月  農林水産省 獣医事審議会委員(~現在)
2009年4月  文部科学省 大学設置・学校法人審議会 専門委員
2010年8月  農林水産省 獣医事審議会免許部会 部会長(~現在)

西澤亮治先生 symposium4

西澤 亮治氏
特定非営利活動法人 動物愛護社会化推進協会 事務局長
株式会社ペピイ 代表取締役

1959年 神戸市生まれ
1981年 関西学院大学社会学部卒業
1993年より、ペットの飼い主向け通販情報誌を発行。動物病院、動物医療関係者、自治体、ペット関連企業等への取材、編集を担当。
2007年 特定非営利活動法人 動物愛護社会化推進協会の設立時より事務局長を務める。

湯木麻里先生 symposium4

湯木 麻里氏
神戸市垂水衛生監視事務所 担当係長/獣医師

平成6年宮崎大学農学部獣医学科卒業
同年神戸市役所入庁
入庁当初より保健所等で狂犬病予防及び動物愛護管理業務を担当し、平成19年度より神戸市動物管理センター担当係長として勤務。平成24年度より現職。

緒方知行先生 symposium4

緒方 知行氏
流通ジャーナリスト/月刊『2020 Value Creator』編集主幹

早稲田大学卒。商業界の『販売革新』の編集長を14年間、5誌を統括する取締役編集局長と『商業界』編集長を兼任。独立し、58年、月刊雑誌『2020 VALUE CREATOR』を発刊。以来足かけ30年、今日に至る。現在その編集主幹。50年にわたり、未だに現役として取材・執筆活動を続ける数少ない専門ジャーナリストの一人である。

故郷大分で「豊の国商人塾」塾頭(名誉塾長は広瀬大分県知事)を務め(27年間)、次世代の商業・流通業人の育成活動にも力を入れている。

主な著書は最新刊『セブン‐イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか?』(共著。日本経済新聞出版社)など52冊。

嶋野武志先生 symposium4

嶋野 武志氏
長崎大学産学官連携戦略本部副本部長(人材育成部門)・教授

《略歴》
1986年  東京大学法学部第類(私法コース)卒業
1993年  環境立地局立地指導室総括班長(課長補佐)
1994年  生活産業局通商課総括班長(課長補佐)
1995年  カナダ ブリティッシュ・コロンビア大学に長期派遣

(中略)

1999年  旧通商産業省生活産業局通商室長
2001年  内閣府原子力委員会事務局企画官
2002年  経済産業省製造産業局生物化学産業課事業環境整備室長
2004年  長崎大学経済学部教授(中小企業論担当)
2007年  長崎大学産学官連携機構副機構長兼知的財産本部教授
2011年  長崎大学産学官連携戦略本部副本部長・教授(人材育成部門)

《経営学等指導実績》
現代経営概論や中小企業論を担当。ゼミにおける受講生が、第3回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会においてビジネス部門大賞・経済産業大臣賞受賞(九州代表初の全国グランプリ)。翌年、別の受講生が第7回大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト(九州地区)でグランプリ受賞。長崎県産業振興財団の投資企業に対して助言を行っているほか、長崎県の平成23年度「がんばらんば長崎」地域づくり支援事業の外部審査において評価第1位を獲得。長崎県産業労働部の依頼で経営人材育成セミナーの担当講師を務めている。

《所属学会》
組織学会/日本経営学会/日本ベンチャー学会/地域活性学会/産学連携学会

《その他》
長崎市経済振興会議会長 など

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坪田 敏男氏
北海道大学大学院獣医学研究科野生動物学教室教授

1961年大阪生まれ。北海道大学大学院獣医学研究科博士課程を修了。獣医学博士。岐阜大学農学部獣医学科助手、同助教授および同教授を経て、2007年4月より現職。専門は野生動物医学。とくにクマ類の繁殖と生態に関する研究は30年来の仕事。日本野生動物医学会会長、日本クマネットワーク代表、北海道獣医師会野生動物部会長などを兼任。主な著書は『日本のクマ−ヒグマとツキノワグマの生物学−』(東大出版会)、『哺乳類の生物学③生理』(東大出版会)、『哺乳類の生殖生物学』(学窓社)など。

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アンドリュー・E・デロシエール氏
アルバータ大学・教授

アンドリュー・E・デロシエール博士は、カナダ、エドモントン州、アルバータ大学の生物科学の教授である。氏は、ブリティッシュ・コロンビア大学で森林科学の学士を収め、アルバータ大学で動物学の修士号と博士号の学位を修得した。氏は、現在国際自然保護連合/種生存委員会のホッキョクグマ専門家グループのメンバーであり、過去にグループ長を経験した。氏のホッキョクグマに関するフィールド研究は、過去30年間で、カナダ北極、西ロシアおよびスバールバル島で行われてきた。氏の研究は、ホッキョクグマ個体群の制限要因、生息地利用、有害駆除の影響、行動、捕食者-被食者の関係、生態毒性学および気候変動の影響に関するもので100以上の原著論文として発表されてきた。2012年には、著書“ホッキョクグマ:その生物学と行動の完全ガイド”がジョンズホプキンス大学刊行会より出版され、また2014年には訳本が東京大学出版会より出版予定である。

大竹英洋氏_profile symposium5

大竹 英洋氏
写真家/フリーランス

1975年生まれ。一橋大学社会学部卒業。
1999年より北アメリカ大陸北部に広がる湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに、野生動物や自然、人々の暮らしを撮り続けている。写真絵本、写真展、および国内外のメディアにて作品を発表。主な掲載紙に『ナショナル ジオグラフィック日本版』, The Globe and Mail, Los Angeles Timesなど。主な著書に『ノースウッズの森で』(たくさんのふしぎ傑作集)、『森のおく 湖のほとり』(以上、すべて福音館書店)。2011年3月NHKのドキュメンタリー番組「ワイルドライフ」に案内人として出演。現在、『ナショナル ジオグラフィック日本版』のWEBサイト上でフォトエッセイ『ノースウッズの森へ』を連載中。
ホームページ:www.hidehiro-otake.net

山﨑晃司先生 symposium5

山﨑 晃司氏
茨城県自然博物館動物研究室首席学芸員

1961年東京生まれ。東京農工大学連合農学研究科農学博士。ザンビア国立公園管理局Wildlife Biologist,東京都高尾自然科学博物館学芸員を経て,1995年より現職。専門は哺乳類生態で,1991年より奥多摩と日光足尾山地でツキノワグマの行動生態に関する研究を進めている。IUCNクマ専門家委員会委員,日本哺乳類学会代議員など。著書は『森の野生動物に学ぶ101のヒント』(東京書籍)、『世界のクマの生態』(昭和堂)、『The Wild Mammals of Japan』(松香堂),『日本のクマ ヒグマとツキノワグマの生物学』(東京大学出版会)など。

FUKUI symposium5

福井 大祐氏
NPO法人EnVision環境保全事務所調査研究員

日本野生動物医学会認定専門医、同感染症対策委員長。日本獣医師会野生動物対策委員。1973年滋賀県生まれ。北海道大学獣医学部卒。専門は野生動物医学、人と野生動物の関わり学。趣味は自然散策(森・山・川・海)・カヤック・ペットと遊ぶ。旭川市旭山動物園に13年間勤務し、「動物園と自然」、「人と自然」をつなぐ活動に挑んできた。(社)日本動物園水族館協会ホッキョクグマ種別調整者を8年間務め、血統登録や共同繁殖プロジェクトの運営を精力的に行い、種の保存に尽力した。現在は,自分を育ててくれた身近な生き物と自然の尊さを再認識し、「一つの地球、一つの健康」を目指して野生動物の保全と管理に挑戦中。信条は熱く行動する!

江口祐輔先生 symposium6

江口 祐輔氏
独立行政法人 農研機構近畿中国四国農業研究センター 畜産草地・鳥獣害研究領域 鳥獣害対策研究グループ 上席研究員

科学技術振興事業団科学技術特別研究員、農水省中国農業試験場研究員、麻布大学講師を経て現職。
動物の運動能力、感覚能力、学習能力を研究し、動物の管理や被害対策に取り組む。

専門は動物行動学、家畜管理学。麻布大学各員教授。

塚田英晴先生 symposium6

塚田 英晴氏
独立行政法人 農研機構畜産草地研究所主任研究員

1990年北海道大学文学部卒。
北海道大学大学院文学研究科修了。博士(行動科学)。
学部・大学院時代はキタキツネと人間社会とのかかわりに関する研究に従事。
1997〜2000年北海道大学大学大学院獣医学研究科寄生虫学教室(ヒューマンサイエンス振興財団リサーチレジデント)にてエキノコックス症の終宿主対策に関する研究に従事。
2000年より農林水産省草地研究所(現 農研機構畜産草地研究所)に勤務。牧場に生息する野生動物を対象に多面的機能や被害対策に関する研究に取り組む。

専門は野生動物管理学、動物行動学。

上田弘則先生 symposium6

上田 弘則氏
独立行政法人 農研機構近畿中国四国農業研究センター 畜産草地・鳥獣害研究領域 鳥獣害対策研究グループ 主任研究員

山梨県環境科学研究所動物生態学研究室研究員を経て現職。
野生動物の行動や食性を研究し、被害対策に取り組む。

専門は動物生態学、動物行動学。

古谷益朗先生 symposium6

古谷 益朗氏
埼玉県農林総合研究センター 鳥獣害防除担当部長

ハクビシン、アライグマなどの中型野生動物の行動研究を中心にサル、イノシシ、シカの研究も手がける。
野菜や果樹の栽培体系と結びつけた被害対策に取り組む。
開発した被害対策技術に「白落くん」「楽落くん」「電落くん」がある。

藤井康一先生 symposium7

藤井 康一氏
獣医師/獣医学修士/博士(学術)/経営管理修士/藤井動物病院 院長/公益法人 日本動物病院福祉協会 理事/日本獣医麻酔外科学会 理事

1962年 横浜市生まれ
1986年 麻布大学 獣医学部卒
1988年 麻布大学 獣医学修士修了 獣医師
1988年 藤井動物病院勤務
1997年 藤井動物病院 院長
2004年 DVMs横浜夜間動物病院(現DVMsどうぶつ医療センター横浜)設立、初代代表取締役

本田善久  symposium7

本田 善久氏
公益社団法人 大阪市獣医師会理事/公益社団法人 日本動物病院福祉協会(JAHA)CAPP委員/中部日本地区代表ディレクター

1984年 日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)獣医学科修士課程終了
1986年 大阪市淀川区にて、みゅう動物病院開院
1989年 (株)ネオベッツ取締役として、日本初の「夜間救急動物病院」、2007年ネオベッツVRセンター開設に携わる。

 

富永良子先生

富永 良子氏
ネオベッツVRセンター・動物看護師長/一般社団法人 日本動物看護職協会・副会長

山口県出身。大阪ペピイ動物看護学院(現在の大阪ペピイ動物看護専門学校)を卒業後、鶴見緑地動物病院にて勤務。2007年の開院時よりネオベッツVRセンターにて勤務開始し、24時間看護体制を整え、入院看護の質向上に努めている。

動物看護師の職能団体として設立された一般社団法人 日本動物看護職協会では、動物看護師の公的資格化に向けて取り組んでいる。

認定動物看護師、JAHA認定CAPPパートナーズ取得。現在、11歳のマルチーズ、9歳の猫と生活。動物看護師になり今年で15年目。

関崎勉先生 symposium8

関崎 勉氏
東京大学大学院農学生命科学研究科教授

《学歴・職歴》
1978年 北海道大学獣医学部獣医学科卒業
1980年 北海道大学大学院獣医学研究科修士課程修了
1980年 農林水産省家畜衛生試験場研究員
1985年 獣医学博士(北海道大学)
1985年~1986年 ジュネーブ大学医学部博士助手
1991年 農林水産省家畜衛生試験場研究室長
2006年 農研機構動物衛生研究所研究チーム長
2008年 東京大学大学院農学生命科学研究科教授
2010年 同 附属食の安全研究センター長

《主な所属学会》
日本獣医学会日本細菌学会日本食品微生物学会米国微生物学会

《主な研究》
レンサ球菌の病原因子、ゲノム多様性、生態学およびその感染症、食品由来病原体

大澤朗先生写真 symposium8

大澤 朗氏
神戸大学大学院農学研究科教授

《学歴・職歴》
1979年 北海道大学獣医学部卒業、その後オーストラリア留学
1986年 クイーズランド州立大学大学院博士課程終了
1986年 クイーンズランド州立大学研究員
1988年 ローンパインコアラ保護園主任研究員
1993年 徳島大学医学部助手
1995年 神奈川県衛生研究所主任研究員
1999年 神戸大学大学院自然科学研究科生命科学専攻・助教授
2005年 農学研究科資源生命科学専攻・教授
2007年 神戸大学自然科学系先端融合研究環重点研究チーム・教授(兼務)
2008年 神戸大学医学研究科医科学専攻・教授(兼務)
2009年 神戸大学農学研究科色の安全安心科学センター長~現在に至る

《主な所属学会》
日本細菌学会(関西支部評議員)/日本食品微生物学会American Society for Microbiology 

《主な研究》
腸内細菌/食品関連細菌の生態・生理・分類に関する研究

石橋朋子先生 symposium8

石橋 朋子氏
OIEアジア太平洋地域事務所副代表代/獣医師

獣医師免許取得後、1987年に農林水産省入省。畜産局衛生課を振り出しに、畜産局牛乳乳製品課、経済局国際部貿易関税課などで農畜産物の貿易交渉に従事。2001年のBSE発生時には、牛の個体識別システムの全国展開を担当。2004年よりOIEに出向。パリ本部を経て、2010年よりアジア太平洋地域事務所勤務。現職においては、動物衛生・福祉向上のためのセミナーの開催、獣医サービスの水準評価チームに参加するなど、頻繁に地域の盟国を訪問している。

佐藤衆介先生 symposium8

佐藤 衆介氏
東北大学大学院農学研究科教授

《学歴・職歴》
1978年 東北大学大学院農学研究科博士課程修了
1980~1994年 宮崎大学農学部助手・助教授
1994~2002年 東北大学大学院農学研究科助教授
2002~2005年 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構畜産草地研究所放牧管理部長
2005~現在 東北大学大学院農学研究科陸園生態学分野教授
2008~現在 同家畜福祉学寄附講座教授(兼任)
2002~2006年 応用動物行動学会会長
2005年 第39回国際応用動物行動学会議組織委員会委員長
2011~2012年 畜産学教育協議会会長
2013~2014年 日本畜産学会理事

《主な著書》
2005年 アニマルウェルフェア. 東京大学出版会. 単著.
2009年 動物への配慮の科学. チクサン出版社. 共監訳.
2011年 動物行動図説. 朝倉書店. 共編著

纐纈雄三先生 symposium8

纐纈 雄三氏
明治大学農学部教授

学歴
1975年 帯広畜産大学・獣医学科卒、獣医師取得
1977年 大阪府立大学・獣医学科修士課程修了
1994年 米国ミネソタ大学院・Ph. D. 取得

職歴
2000年から現在まで現職
2000〜2008年 米国ミネソタ大学獣医学部客員教授
1989〜2000年 米国ミネソタ大学獣医学部勤務
1977〜1989年 国内飼料会社勤務

教育・研究・extensionを通じて、以下のことに貢献したいと思っています。
1. 畜農業生産を強く豊かに
2. 学生への疫学教育
3.  国際間の友好関係
http://www.isc.meiji.ac.jp/~animals/

高瀬公三先生 symposium8

髙瀬 公三氏
鹿児島大学共同獣医学部教授、獣医師、獣医学博士

1975年 鹿児島大学農学部獣医学科卒業
1977年 鹿児島大学大学院農学研究科獣医学専攻修了
1977年 (一財) 化学及血清療法研究所入所
2000年 鹿児島大学農学部獣医学科助教授
2003年 鹿児島大学農学部獣医学科教授
2012年から現職

日本獣医学会評議員/同学会家禽疾病分科会会長/鶏病研究会報編集委員

《専門》
家禽疾病学。鶏病とその病原体および予防について研究。渡り鳥(ツル)の死因調査も。

友久健二先生 symposium8

友久 健二氏
兵庫県食肉衛生検査センター所長/獣医師

《略歴》
1955 兵庫県生まれ
1978 北海道大学獣医学部卒業
兵庫県豊岡保健所
1984 兵庫県保健環境部食品衛生課
1989〜2011 兵庫県竜野保健所、食肉衛生検査センター、健康福祉部生活衛生課、社健康福祉事務所等
2012 兵庫県健康福祉部生活消費局生活衛生課長
2013 兵庫県健康福祉部生活消費局参事兼生活衛生課長
2014 兵庫県食肉衛生検査センター所長
~現在に至る

《役職等》
兵庫県公衆衛生獣医師会会長(2005~2009)
社団法人兵庫県獣医師会理事(2006~2010)
農林水産省、食品トレーサビリティ促進委託事業検討会委員(2013)

天ケ瀬正博先生 symposium9
天ケ瀬 正博氏
奈良女子大学文学部准教授/日本心理学会会員 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得大学。専門は、環境における認知と行動についての研究、および、生き方としての倫理の心理学的基盤の研究。2012年より、奈良県道徳教育振興会議委員、2013年より奈良県うだ・アニマルパーク「いのちの教育」研究協議会委員。
マイケル・カウフマン先生 symposium9

マイケル・E・カウフマン氏
グリーンチムニーズ&ファーム  サム&マイラ・ロス研究所 所長

人と動物との関係、動物福祉、愛護教育のプロとして、ニューヨークでのアメリカ動物保護協会(ASPCA)の愛護教育者、アメリカ動物愛護協会、北米障害者乗馬協会の教育部長等、30年以上の経歴を持つ。 現在は人間と動物たち、自然をつなげるための教育とリサーチを目的としたSam & Myra Ross Instituteとグリーンチムニーズファームの責任者として動物、植物と自然が人間の環境と生活に与える影響を主軸としたGreen Careを焦点に啓蒙活動を行っている。 デンバー大学のソーシャルワーク学部の人間と動物専門学院の顧問、Latham Foundationの教育諮問委員、デルタ協会の顧問、ハリソン記念動物病院の顧問理事など多数の経験を持つ。

木下美也子先生 symposium9

木下 美也子氏
グリーンチムニーズ&ファーム  サム&マイラ・ロス研究所 教育プログラム部長

関西学院大学文学部英文科卒業。
1997年、3年半の銀行勤務後、インターンとして渡米。グリーンチムニーズで動物介在療法を学ぶ。2000年に北米障害者乗馬協会から上級障害者乗馬インストラクターの認定を受け、グリーンチムニーズ馬介在療法部門の責任者として200人の障害を持つ子供の指導を担当。
現在2009年よりファームの教育活動部長として、インターンの育成、グリーンチムニーズのあらゆる部署との架け橋として活躍。2012年に設立したSam & Myra Ross Instituteの教育部長として米国内、日本の大学、国際会議で動物介在療法、活動、植物療法等について講義多数。
国際セラピー馬術協会の常任理事。
現在マーシー大学院にて初等、特別福祉教育の修士号を取得中。

藤井敬子先生_プロフィール写真 symposium9

藤井 敬子氏
奈良県葛城保健所 係長/獣医師

1988年北里大学大学院獣医学専攻修了
同年 奈良県庁入庁
1992年より保健所等で狂犬病予防及び動物愛護管理業務を担当し、2010年より動物愛護センター業務を経て、2012年より奈良県うだ・アニマルパーク振興室で勤務。2014年より現職。

小寺澄枝先生 symposium9

小寺 澄枝氏
和歌山県動物愛護センター主査/獣医師

平成12年北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業。
同年和歌山県庁に入庁。県動物愛護センターに配属、小学生を対象とした動物愛護教室「わうくらす」を考案した。
その後、御坊保健所、県庁食品・生活衛生課を経て、平成22年より現職。