ずっと一緒に居ようよプロジェクト
飼い主さんの頑張りだけでは、解決できない数々の問題への備えを、一緒に考えていきませんか?
『ずっと一緒に居ようよ』。大切な家族に迎えた時、私達がペット達に掛けた言葉です。終生飼養の責任として求められてもいます。でも、それが自分一人の力では何ともならなくなった時、支えるシステムがあっても良いのではと考えます。
例えば、人生の最後に、最後の時間を共にするペットを看取りたいという願いは、「自分の力不足から叶えられないかもしれない」という不安は、誰もが漠然と抱きます。それを支えられるシステムがあったとしたら。人生の最後を、人にもペットにも素敵な満足感と共に迎えて頂くことが出来たら。引き取り理由のひとつに、飼い主さんの高齢化が増えてきているという統計の後ろに、沢山の切ない想いが隠されているように思います。人もペットも最後まで幸せな社会に向けて、私達にも、未だ出来ることがあるはずです。
『ずっと一緒に居ようよ』プロジェクトでは、緊急災害時の支援を切っ掛けに、『ずっと一緒に居られる社会ってどんなん?』という想いに至りました。緊急災害時の飼い主さん支援活動と共に、この課題にも取り組んでいけたらと思います。
2016年
- 「伴侶動物との暮らし」を活用した 「高齢者が幸せに暮らせる社会システム」の提案」
ICAC KOBE 2015で開催した、シンポジウムⅣの成果を論文にまとめ、投稿。一般社団法人シニア社会学会機関紙「エイジレスフォーラム第14号(2016年6月)」に掲載されました。