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2024.11.25

保護中: 【報告】人と動物の共生およびSDGs推進シンポジウム 2024 「ペットとの暮らしを活用する豊かな社会 -それを可能にする環境整備-(感謝状贈呈式)」

《感謝状贈呈式》

第1部終了後、人と動物の共生と獣医療の発展に広く貢献された加藤元先生(ダクタリ動物病院総院長/コロラド州立獣医科大学客員教授兼アンバサダー)と柴内裕子先生(赤坂動物病院名誉院長/公益社団法人日本動物病院協会相談役)に、Knotsから感謝状を贈呈させていただきました。お二人には、「こうべ動物共生センターの「セラピー研究フィールドアドバイザー」をお務めいただいております。

加藤先生、柴内先生が共に歴代の会長を務めてこられた日本動物病院協会は、1978年創立の後、1987年に社団法人許可を取られました。新たな日本の「人と伴侶動物の共生」がここから始まったと言っても過言ではありません。この後、第一次ペットブームがあり、室内飼育へと転換していきました。この頃に阪神淡路大震災が起こります。
日本動物病院協会は、動物病院を核として地域への社会活動を推進されており、共生社会の実現に必要な、二つの大きな柱をお持ちです。ひとつは、人と動物のふれあい活動(CAPP:Companion Animal Partnership Program活動)で、高齢者施設、病院、学校などを訪問するボランティア活動です。全国の会員動物病院を中心に、飼い主のボランティアと行っており、現在まで23,000回以上実施され、無事故で継続されています。もうひとつは、ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)の理念に基づいた「家庭犬しつけインストラクター」の認定です。このインストラクター養成コースは、日本でも最高レベルとして知られています。

神戸には、この講座の1期生の方が多くいらっしゃいます。「こうべ動物共生センター」では、1期生の村田香織先生、中塚圭子先生、高山美左先生、2期生の笠木恵子先生にご指導を賜っており、その後に続かれている近藤悦子先生、渡辺ひろこ先生にもご尽力いただいています。神戸にこのような専門家がおられ、サポート体制があることが神戸での共生プラットフォーム実現の可能性を高めています。

会場には、現在の公益社団法人日本動物病院協会会長の宗像俊太郎先生と、元会長の細井戸大成先生がお越しくださっており、皆様にご紹介させていただきました。
加藤先生は会場に駆けつけてくださり、柴内先生にはオンラインでご登場いただき、「いつでもどこかでだれかが努力をしないと物事は叶いません。人類の宝物である伴侶動物との幸せな暮らしを支えていけるよう共に努力いたしましょう」とのメッセージを賜りました。

「抄録」と「開催報告書」のデータをダウンロードしていただくことができます。
※表紙の画像をクリックするとPDFのデータが表示されます。

抄録
開催報告書

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