■開催日時: | 2011年11月20日(日)10:00~16:00 |
■開催場所: | 神戸総合運動公園 球技場、水上ステージ、水上ステージ前広場 |
■主催: | 公益社団法人Knots |
■共催: | 神戸市動物愛護協会 |
■開催協力: | 神戸市動物管理センター/公益社団法人日本動物福祉協会CCクロ/公益社団法人神戸市獣医師会/社会福祉法人兵庫盲導犬協会/社会福祉法人日本介助犬協会/NPO法人 日本サービスドッグ協会(JSDA)/一般社団法人日本障害者乗馬協会(明石乗馬協会)/日本フリスビードッグ協会/NPO法人犬の総合教育社会化推進機構(OPDES)/ ギグレース協会 /Dogs Life / 徳田建 / GON&B作 |
■特別協賛: | |
■賞品提供: | / flexi-Bogdahn International GmbH & Co KG/株式会社セラヴィリゾート泉郷 /DOG PAPA /株式会社ロゴスコーポレーション/株式会社サン・クロレラ/P・ボール株式会社 他 |
■出店協力: | ボードファクトリー/六甲山カンツリーハウス/株式会社サン・クロレラ/NPO法人おーけすとら・ぴっと就労継続支援(B型)事業所Patch/Lab&Peace/大辞典.com/VIGORE(ヴィゴーレ)/ペットネスクラブP-Well(OCA協賛)/フランス地方料理MOMOKA /P・ボール株式会社 /革首輪工房 with Dogs/d-ma&co/Gu Dog/Quilt Cafe/toco took/株式会社 雅 プチアンファン |
■ 後援: | 環境省/兵庫県/神戸市/兵庫県教育委員会/神戸市教育委員会/社団法人日本獣医師会/社団法人兵庫県獣医師会/公益社団法人神戸市獣医師会/財団法人日本動物愛護協会/公益社団法人日本動物福祉協会/公益社団法人日本動物病院福祉協会/公益社団法人日本愛玩動物協会 |
今回で11回目の開催となる「りぶ・らぶ・あにまるずフェスティバル2011」は、2011年の最終を飾る公益社団法人 Knots(以下、Knots)主催の大型イベントです。前日は前々からの天気予報通りのどしゃ降りの雨となりましたが、フェスティバル当日は、奇跡的に雲ひとつ無い秋晴れの天気に恵まれました!少し風が強くて肌寒い日でしたが、きっと、毎年このイベントを楽しみにして下さっている皆さまの願いが通じたのでしょう。
この日はドッグスポーツだけでなく、競技場と水上ステージの間の広場にワンちゃん関係のグッズや福祉団体のブース、温かい食べ物のお店などが出店し、楽しいお祭りの雰囲気を盛り上げます。9時の受付開始時間になると、各地のドッグイベントで顔見知りになった参加者の皆さまが続々と集まって下さり、競技のエントリーを済ませてスタンバイOK!
《開会式》
開会の挨拶は、共催団体の神戸市動物愛護協会の矢田会長からの「人と動物が共に幸せに生きる社会」を願ったメッセージを、Knots理事長の冨永が代読させて頂きました。
そして、この大会の競技は、簡単なコマンドだけでワンちゃんと共にできる準備体操「りぶ・らぶ・エクササイズ」から始まります。出来て当たり前のように思われがちな「スワレ・マテ・オイデ」も、音楽に合わせて愛犬がやってくれると、改めて嬉しさが込み上げてくるものです。準備体操が終わったら、まずはフリスビー競技場で日本フリスビードッグ協会兵庫支部のメンバーによる、フリスビードッグのデモンストレーションが始まります。
《球技場〜フリスビードッグ》
この日は、時折強い風が吹いていましたので、フリスビードッグのデモンストレーターも少し苦労をしておられましたが、見事なコンビネーションの技が繰り広げられると、観客席からは「お〜」というどよめきが起こっていました。そしていよいよ、ゼッケンナンバー1番の参加者から順に競技の開始です!
《球技場〜アジリティー》
同じく球技場内に設置されたアジリティー専用のコートにて、フリスビードッグのデモンストレーション終了後にNPO法人犬の総合教育社会化推進機構(OPDES)によるアジリティーのデモンストレーションが行われました。スゴい勢いでトンネルをくぐり、目にも止まらぬ早さでスラロームをクリアするデモ犬に、参加者の皆さんはビックリしたようです。こちらも、デモの終了後に競技の開始です!
《球技場〜カニクロス/ギグレース》
フェスティバル参加の同じワンちゃんが複数の競技に参加出来るように、カニクロス&ギグレースは、フリスビーとアジリティーから少し時間をずらした開催となっています。受付で、自分のワンちゃんに合うサイズのハーネスをフィッティングし、お昼過ぎからこちらも開始!
カニクロスは、飼い主とワンちゃんをクッションにもなるリードで繋ぎ、一緒に全力で走ります。なかなか町中でワンちゃんと一緒に全速力で走る!という機会もありませんので、この日はお父さんもお母さんも、そして子供さんも一緒に、愛犬と共に「走る」ということを楽しみます。
ギグレースは、もともと犬ぞりが雪のない時期にトレーニングをするために始まったと云われる競技で、飼い主が愛犬と共に自転車で走ります。人間が走るスピードでは物足りないワンちゃんにとっては、この競技こそ本領発揮出来る場なのでしょう。
《ステージプログラム》
水上ステージ前でたくさん店が出ている広場では、各団体によるデモンストレーションや啓発のためのイベントが開催されます。
まずはじめに、NPO法人 日本サービスドッグ協会の岩本氏とダニエルちゃんから協会についての説明をして頂きました。岩本氏自身、目が不自由でサービスドッグを使用しておられますが、リタイア後のサービスドッグについての話もお聞きすることが出来ました。
次に、社会福祉法人兵庫盲導犬協会が協会の活動と盲導犬の仕事内容をお話下さり、実際に実演をして下さいました。知識としては知っている盲導犬も、実際にこういった働きをしているのか…というのを見ることが出来るのは、その必要性を伝える最も効果的な方法のひとつです。同じく社会福祉法人日本介助犬協会のデモンストレーションが行われ、車椅子での生活をされている方にとって、どのような動作が困難なのか、そしてどういったことを介助犬が手助けをしてくれるのか…ということが伝えられました。
そして最後に、神戸市動物管理センターと公益社団法人日本動物福祉協会CCクロによる啓発イベント「備えよう!いつも いっしょに いたいから〜ペット動物の災害対策〜」が行われました。東日本大震災や阪神大震災でも大きな問題となったペットとの同伴避難に必要なことを、3人の飼い主さんと共にクイズ形式で勉強する内容が披露されました。
また、ステージプログラム以外にも、公益社団法人神戸市獣医師会によるペットの相談コーナーが設けられ、普段聞きたいと思っていても聞けないことを、愛犬と共に相談に乗って頂いている飼い主の姿も見受けられました。
《水上ステージ》
さて、ステージプログラムが行われている横の水上ステージでは、野外ステージでのリハーサルが終わり、「上を向いて歩こうプロジェクト」の案内が始まりました。このプロジェクトは、阪神大震災で被災した神戸から、東日本で闘っている仲間たちに元気を届けよう!というプロジェクトで、毎月11日に神戸のどこかで皆と一緒に大きな声で「上を向いて歩こう」を歌う取り組みです。今回は、その後にあるミュージックライブの出演者やケーナインフリースタイルの出演者&ワンちゃん、そして飛び入りのキッズたちも一緒にステージに上がり、会場の皆さんと一緒に声の限り大声で元気を届けました。
そして、いよいよ水上ステージの花形ケーナインフリースタイル競技の開始です。舞台の上という普段とは違う環境の中で、音楽に合わせて見事にダンスをするペアの動きに、会場の皆さんも驚きの連続です。そして何より、毎年このフェスティバルに参加して下さっているペアが、また更にグレードアップして今年の舞台に挑んで下さっているというのが、とっても嬉しくて感動的なことです。
今回は、グループでの参加もあり、盛り上がりました。
個人競技が全て終わったところで、企業・団体の皆様に感謝の気持ちをお伝えさせて頂く「りぶ・らぶ・あにまるず賞」の授賞式です。今回はリニューアルの為、このフェスティバルの開催とドッグラン事業の分野で、ずっとKnotsの活動を陰ながらずっと支えて下さった企業の皆さまを表彰させて頂きました。Knotsがここまで活動を続けて来られたのも、こういった企業の皆さまのご支援があったからこそです。ご挨拶をさせて頂いたKnots理事長の冨永も、こんなにたくさんの人たちに支えられて、今こうしていられるということに胸が一杯になったようでした。本当にありがとうございます!
りぶ・らぶ・あにまるず賞に付きましてはこちら→
りぶ・らぶ・あにまるず賞リニューアルのお知らせ
■りぶ・らぶ・あにまるず賞2011表彰企業の皆様
ネスレ日本株式会社 ネスレピュリナペットケア 様
六甲山カンツリーハウス 様
株式会社ジェイティービー西日本国内商品事業部 様
株式会社セラヴィリゾート泉郷 様
レッドハート株式会社 様
ステージは音楽ライブ会場に変身。シブい声でカントリーを聞かせてくれたGON & B作さんのお二人と、犬たちの気持ちを唄った『犬の唄』でお馴染みの徳田建さん&河村さんのライブです。少しずつ日が落ち始めて気温が下がってきましたが、愛犬を抱きしめて歌に聞ききっている飼い主さんたちの姿はとても幸せそう。温かい歌をありがとう!
素敵な歌の後は、ケーナインフリースタイルのデモンストレーション「カドリール」というチーム競技です。今回は9人のチームでの演技で、Dogs Life主宰の高山先生によると「お友達と一緒にチャレンジして欲しい」とのことでしたが、見るからにこれは難しそう…。皆さん、とっても楽しそうでした!
《表彰式》
全ての競技&プログラムが終了し、水上ステージ前で各競技の入賞者への表彰式が行われました。入賞者の皆さまには、賞状と盾(優勝者のみ)が神戸市動物愛護協会から贈られ、そして副賞としてネスレ株式会社 ネスレピュリナ ペットケア様からプロプラン7.5kgがプレゼントされました。この時ばかりは、ワンちゃんも飼い主さんも誇らしげです。今回初めて競技に参加された方も、いつかは表彰台へ!是非、愛犬と共に頑張って下さいね!
受賞者の皆様はこちら
《じゃんけん大会》
ここから先は、競技参加者、一般参加者、そしてスタッフも無礼講で全員参加のじゃんけん大会。今回も、様々な協賛企業の皆さまからご提供を頂き、白熱したじゃんけんが繰り広げられました。これも、このフェスティバルならではの、もうひとつの競技!?なのです。
そして、今回の大取り。「この中で最もじゃんけんが弱い人は誰だ?」でも、最後まで負け続けた方には、ナント、主催者スタッフからセコガ二6杯のプレゼントが!最後までこの場を盛り上げて下さった皆さまへの、ささやかな感謝の気持ちです。
競技に参加して下さった皆さま、そしてご出店参加して下さった団体・企業の皆さま、ステージで素敵な歌声を聴かせて下さったミュージシャンの皆さま、本当にありがとうございました。これからも、皆さまと一緒に人と動物が共に幸せに暮らせる社会の実現のために頑張ります。また、来年、2012年に元気な姿でお会いしましょう!
「ずっと一緒に居ようよ」プロジェクト りぶ・らぶ・あにまるずフェスティバルの関係者が発起人/賛同者となっている 東日本大震災のペットと一緒に避難した方々が、『ずっと一緒に居られるように』支えるプロジェクトです。震災から間もなく9ヶ月。仮設住宅は、多くがペット可となりました。この後、本来の日常を取り戻されるまで、寄り添っていければと思います。 また、このプロジェクトから、神戸アニマルケア国際会議 – ICAC KOBE 2012 のワークショプ4『ずっと一緒に居ようよ−飼い主とペットの*日常*を護るために−』が生まれました。( 2012年2月19日(日)10:00 – 13:00 神戸ポートピアホテル 入場無料)緊急災害時以外にも、様々な危機があります。飼い主さんの自助努力にも限界のある中、 「日常を護る」という観点から、人とペットの社会的在り方を考えていこうという試みです。皆様も、ご一緒に考えてみませんか? 詳しくはこちら→ 第2回神戸アニマルケア国際会議 ワークショップ4「ずっと一緒に居ようよ-飼い主とペットの*日常*を護るために-」 |
受賞者の皆様
おめでとうございます!!
■フリスビードッグ ビギナー大会
優勝:古野捷三佑くん Schumacherちゃん
準優勝:辻元敏宏さん レピオスちゃん
3位:岡本行央さん ランちゃん
■フリスビードッグ レトリーブ大会
優勝:古野捷三佑くん Schumacherちゃん
準優勝:古野捷三佑くん Mikeちゃん
3位:中村哲也さん バレンちゃん
■ケーナインフリースタイル・ソロ
優勝:坂本喜代子さん ジュエルちゃん
準優勝:北口礼子さん モモタロちゃん
3位:今井あずささん ルーシーちゃん
■ケーナインフリースタイル・グループ
優勝:ハッピー・ゴー・ラッキーズ♪
田中麻子さん シエバちゃん
ビア美香子さん AXELちゃん
■アジリティ初跳びビギナー・ミニクラス
優勝:豊田隆昌さん アンドリューちゃん
準優勝:手嶋邦夫さん 凛ちゃん
3位:萱島梨恵さん マロンちゃん
■アジリティ初跳びビギナー・スタンダードクラス
■アジリティノービス・ミニクラス
優勝:菊田匡子さん 恵空ちゃん
準優勝:豊田正恵さん アレックスちゃん
3位:仲本佳和さん チョコラちゃん
■アジリティノービス・スタンダードクラス
優勝:吉本屋昭江さん キアラちゃん
準優勝:永森 聖さん あんずちゃん
3位:松浦智子さん 小春ちゃん
■初カニクロス(距離50m)
優勝:小泉聡子さん さとむちゃん
準優勝:塩野卓也さん マッシュちゃん
3位:藤原順子さん かいわれちゃん
■カニクロス(距離100m)
優勝:斉藤龍一さん 紗蘭ちゃん
準優勝:岡本行央さん ランちゃん
3位:斉藤龍一さん 志姫ちゃん
■1-DOG 初ギグクラス(距離50m)
優勝:小川あつやさん 凪ちゃん
準優勝:小川ゆきえさん 珊瑚ちゃん
3位:臼井加奈子さん ヘンジーちゃん
■1-DOG サブノービスクラス(距離100m)
優勝:斉藤玲奈さん 志姫ちゃん
準優勝:斉藤千秋さん 紗蘭ちゃん
3位:斉藤玲奈さん 佑樹ちゃん