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ピックアップ 2023.01.24

【報告】あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 MS&ADゆにぞんスマイルクラブ様 あいおいニッセイ同和神戸支店プロ会様 寄附金寄贈式

令和5年1月18日(水)、しあわせの村本館にて、「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 MS&ADゆにぞんスマイルクラブ様 あいおいニッセイ同和神戸支店プロ会様 寄附金寄贈式」を開催させていただきました。

Knotsが神戸市より管理運営業務を受託している「こうべ動物共生センター」の教育・啓発・研究事業に役立ててもらいたいとのご意向でご寄附を賜り、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様の役職員募金制度「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」様並びに「あいおいニッセイ同和神戸支店プロ会」様の関係者の皆様をお招きして、直接感謝の気持ちをお伝えし、感謝状を贈呈させていただきました。賜った寄附金を使わせていただく「こうべ動物共生センター」の事業についても併せて報告させていただきました。

当法人からは、現在、国立大学法人滋賀大学非常勤監事、国立大学法人長崎大学客員教授を務めておられ、前MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社常勤監査役でいらっしゃいました、当法人アドバイザリーボードメンバーの近藤智子様にもご列席いただきました。

出席者の皆様方のご紹介の後、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社理事神戸支店長の河上直人様、あいおいニッセイ同和神戸支店プロ会会長の亀田欣也様より目録をお渡しいただき、寄附金を賜りましたお礼に当法人代表理事・冨永佳与子より、河上様、亀田様に感謝状を贈呈させていただきました。

河上様より目録ご寄贈
冨永代表理事より感謝状贈呈
左から あいおいニッセイ同和損害保険株式会社理事神戸支店長・河上直人様/同社近畿損害サービス第三部部長・宮崎真一郎様/公益社団法人Knots代表理事・冨永佳与子
亀田様より目録ご寄贈
冨永代表理事より感謝状贈呈
出席者の皆様で記念撮影

記念撮影の後、冨永代表理事より以下のようなご挨拶とお礼の言葉を伝えさせていただきました。
「このたびは、「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」様並びに「あいおいニッセイ同和神戸支店プロ会」様には、温かいご支援を賜り本当にありがとうございました。当法人は人と動物の共生及びSDGsの推進を通じて、人も動物も幸せに暮らせる社会の実現を目指しております。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様には、SDGs推進事業としての「こうべ動物共生センター」の事業にご支援を賜りました。「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」様は、役職員の方々の募金制度と伺っておりますが、社員の皆様からのご厚意に感謝申し上げます。社員の皆様には他にも「神戸市人と猫との共生推進協議会」でもお世話になっており、特にご担当の方には協議会設立当初より細かいご配慮をいただいております。
さらにこのようなご支援のお陰で無事に「こうべ動物共生センター」の運営業務も担うことができており、改めて感謝申し上げます。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様のような大きな保険会社が、飼い主にとって大切な存在であるペットということで、ペットの獣医療費の補償「ペット保険」を推進されていることは、人と動物の共生の推進にとって、大変大きな影響力があります。そのような意味でも、今度の事業推進に大変大きな期待をしており、人と動物の共生を支えていただけることに感謝申し上げております。
「こうべ動物共生センター」は、「人も動物もずっと一緒に幸せに暮らせるSDGs視点を持ったあたたかな神戸市」の構築を目指して事業を行ってまいります。今後とも、この「人も動物も幸せな神戸市」実現のため、神戸にルーツのあるあいおいニッセイ同和損害保険株式会社様にも引き続き大きなお力を賜りたいと存じます。本日は、本当にありがとうございます。」

続いて、当法人から寄附金の使途に係る「こうべ動物共生センター」の事業内容について報告をさせていただきました。
まずは、事務局次長・鈴木豊彦より、「こうべ動物共生センター」で実施している「わんちゃん読書会(R.E.A.D.プログラム)」について、プログラム内容と共に、プログラムにおける人と犬相互の科学的影響の調査・研究についても説明させていただきました。人に対する検証・研究につきましては、昨年、神戸市保健事業に係る研究倫理審査委員会の承認を受け、神戸市の研究として実施することとなり、より公的な研究として事業を進めております。

 

次に、理事兼企画教育部長・小椋聡より、奈良県「いのちの教育」プログラムについて報告させていただきました。当法人は平成24年6月より奈良県と連携協定を締結し、強固な連携体制のもと、奈良県「いのちの教育」プログラムの内容構築と普及展開を行ってまいりました。「こうべ動物共生センター」においても「いのちの教育」プログラムを実施し、令和4年度より神戸市内の小学校で授業を行っています。このプログラムを通じて、私たち人間があらゆる「いのち」に共感し、「いのち」を大切にしようとする心を育む教育を目指しています。

最後に、事務局長・北村美代子より、「ペットも一緒にSDGs!」の事業展開として、カーボンニュートラルの実現と共に、高速道路のサービスエリアやショッピングモール等でのペットの居場所確保の取り組みについて説明させていただきました。一般財団法人神戸観光局様がペットツーリズムを開始され、ペット連れで利用できる施設の案内マップを作成されました。「こうべ動物共生センター」でも案内マップを必要な方に手に取っていただけるように設置させていただいていますが、連携先の皆様方と共に、車でペットとお出かけしやすい街・神戸を盛り上げていきたいと思っております。

寄附金寄贈式を終えてから、出席者の皆様には「こうべ動物共生センター」をご見学いただき、懇談の場では様々な意見交換をさせていただきました。ペット保険という観点だけではなく、なぜこうしたセンターで子どもたちの教育や市民への啓発が必要であるかというバックグラウンドや共生センターで実施しているプログラムの内容、様々な立場の専門家との連携の重要性など多岐にわたり、「人も動物もずっと一緒に幸せに暮らしていけるSDGs視点を持ったあたたかな神戸市」の実現に向け、さらに大きな一歩を踏み出せたのではないかと実感いたしました。
子どもを対象にした動物共生教育事業のプログラム案内チラシや教材の神戸市副読本などにも関心を持っていただき、お子様がおられる社員の方々の中には、「小学生の子どもがいるので是非参加させてみたい!」と言ってくださる方もおられました。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 MS&ADゆにぞんスマイルクラブ様、あいおいニッセイ同和神戸支店プロ会様、ご関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。このたびは、本当にありがとうございました。