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2011.02.08

りぶ・らぶ・あにまるずシンポジウム 2003 パネラープロフィール

 エリザベス・オームロッド氏 (BVMS MRCVS)

SCAS(コンパニオン アニマル研究会)会長。獣外科医。1975年グラスゴー大学卒業。
1984年からは獣病理学者である夫と共に、ランカシャー州にてコンパニオンアニマルの病院を経営。ここで働くスタッフは、人と動物の「絆」(ボンド)の、個人や社会に対する重要性を理解し認識している。そして動物、人間、さらにコミュニティーのニーズを把握し、サポートを提供している。

オームロッド氏は、人間と動物の絆の実用的な応用に深い興味がある。コミュニティーにおいては、地元の学校で道徳教育を行ったり、病院、老人ホーム、精神障害施設や刑務所などにアニマルアシステッド セラピー(AAT、動物介在療法)を導入したり、またペットを正しく飼うための準備の指導も含め、ペットオーナーがシェルターや老人ホームへ入る際のサポートなどを行っている。オームロッド氏は英国のペットハウジング推進連合「パースウェイ(Pathway)」の創設メンバーの一人であり、ランカシャーのマイヤーズコフカレッジに、新規にアニマル アシステッド セラピーの教養課程コースを立ち上げるのにも貢献し、英国の介助犬プログラム「ケーナイン パートナーズ(Canine Partners)」の共同創設者でもある。また、スコットランド刑務所のAATアドバイザーであり、ここ数年、最高厳重警備の刑務所のペットセラピストとしても活躍している。

オームロッド氏はまた、チャーチルのフェロー(評議員)として、アメリカ中を旅し、人と動物との絆についての優れた研究や実践を行っている施設を訪れている。英国内そして海外で、様々な施設においてのコンパニオンアニマルの役割についての研究を重ねてきた。

 ヒューマン・アニマル ボンドの分野での活動のまとめ


山崎 恵子氏   

昭和29年3月1日生
国際基督教大学(ICU)人文学科卒業、優良家庭犬普及協会 常任理事、日本介助犬アカデミー 常任理事、米国デルタ協会認定 インストラクター、ペット研究会「互」主宰、医療法人 雄心会 山崎病院 嘱託、AAT・コーディネーター

著書 「ペットが元気をつれてくる」(講談社)
    「ペットのしあわせ わが家がいちばん」(青木書店)
    「ペットの死、その時あなたは」共著(三省堂)
    「アニマルセラピーコーディネーターってなんだろう?」(ウィネット)

翻訳書「ドッグス・マインド」ブルース・フォーグル著
     「キャッツ・マインド」ブルース・フォーグル著
     「犬語の世界へようこそ」テューリッド・ルーガス著
     「犬とイルカ」カレン・プライヤー著 
     その他多数


館石 宗隆氏 

昭和35年7月6日 北海道札幌市に生まれる。

平成元年4月 北海道庁入庁
10年4月 北海道保健福祉部高齢者保健福祉課医療参事
(平成9年より介護保険の施行準備に携わる)
12年4月 札幌市保健福祉局保健指導担当部長(道より出向)
14年4月  厚生労働省老健局計画課課長補佐
(現在に至る)

現在、痴呆性高齢者支援対策、介護予防事業などを担当。

 


 備酒 伸彦氏

理学療法士 ’61 神戸市生まれ

兵庫県但馬県民局但馬長寿の郷 企画調整部 地域ケア課 主査

学歴
’83 高知医療学院卒業 理学療法士免許
’01 神戸大学大学院医学系研究科保健学専攻博士後期課程入学
職歴
’83 広野高原病院勤務      (業務内容 老人リハ)
’91 兵庫県立加古川病院勤務 (業務内容 整形外科リハ)
’94 兵庫県立但馬長寿の郷勤務(地域ケア)

(論文など)
健常高齢者の日常生活動作の価値序列
(理学療法学 日本理学療法士協会)
健常・障害高齢者の日常生活動作の価値序列
(理学療法学 日本理学療法士協会)
地域におけるケアマネジメント
(理学療法ジャーナル 医学書院)
ケアマネジメント理学療法
(理学療法ムック 三輪書店)
都道府県行政と理学療法士の役割
(公衆衛生 医学書院)
考えなおしてみませんか地域ケア(連載)
(保健婦雑誌 医学書院)
リハビリ屋のケア覚書
(朝日新聞 ’02 9月~12月 15回 連載)

(著書)
地域ケアを見なそう (医学書院 平成15年5月発行)

(学会)
日本理学療法士学会
日本公衆衛生学会

(その他)
経済産業省近畿経済産業局「医療福祉産業活性化調査委員会」       
神戸市市民福祉調査委員会介護保険専門分科会「企画・調査部会」委員
厚生労働省老健局高齢者リハビリテーション研究会委員

 


 松田 早苗氏

社団法人 日本動物福祉協会 阪神支部 副支部長
 
1970年 動物救護ボランティア活動開始
1978年 社団法人 日本動物福祉協会入会
1992年 阪神支部副支部長就任、現在に至る。
行政機関との連携を重視して委員会等にも参加しつつ常に実践的動物救護活動に従事し動物福祉の向上を訴えてきた
1995年 阪神・淡路大震災動物救援本部副本部長就任
人と動物の関係学会入会
1998年 評議員就任
1999年 ペット法学会入会
2002年 福岡県とともに全国のモデル行政機関として改正動物愛護法の推進団体として「兵庫県動物の愛護管理に関する協議会」が発足
そのメンバーとして、また神戸市動物愛護推進員として改正法の普及活動に協力