〔審査員のコメント〕
・ヒトと動物の関係学会 常任理事 井本史夫氏
(HONDA DOGをグランプリに選出)
HONDA DOGは、ホームページとしても充実しています。
単に犬を登場させたというより、長期的な取り組みを感じさせてくれます。
・P-WELL通信編集部 編集長 斉藤則子氏
(HONDA DOGをグランプリに選出)
愛犬と一緒にお出かけする家族が本当に増えてきました。
HONDA DOGは、そんな飼い主さんにとても役立つサイトだと思います。
車まわりの情報はもちろん、犬連れでのお出かけスポット、同伴ドライブでのマナー、PA・SAの犬用設備(ドッグランや水飲み場、専用ゴミ箱等)の設置状況まで、まさに至れり尽くせりの充実ぶり。
犬連れ旅行の紀行記事もあり、楽しい写真とレポートを眺めているだけでも、“犬と暮らす幸せ”が伝わってきます。
そして、犬は「飼う」ものではなく「共に暮らす」もの。
ベースに流れるそのスピリットこそが、何よりもうれしいです。
・どうぶつ写真家 児玉小枝氏
(SMBCフレンド証券テレビCM「フレンドがいれば人生は楽しい」をグランプリに選出)
犬を「家族」「パートナー」「友だち」として大切にする人がいる一方で、「いうことを聞かない」「飽きた」「病気になった」「世話が大変」など身勝手な理由で保健所に持ち込み、彼らの命をまるでゴミのように殺処分してしまう飼い主も、いまだ後をたちません。そんな中、人と犬との素敵な関係性を世に広めておられるこのCMは、私たち人間のかけがえのないパートナーである犬の地位向上に、一役買ってくださっているように思いますし、とても温かい企業イメージを受けました。
・厚生労働大臣指定法人 社会福祉法人 日本聴導犬協会会長 有馬もと氏
(SMBCフレンド証券テレビCM「フレンドがいれば人生は楽しい」をグランプリに選出)
犬が友達。当たり前ですが、その当たり前を気づかせてくれることがステキと感じました。
〔総評〕
・NPO法人 Knots 理事長 冨永佳与子
りぶ・らぶ・あにまるず賞も今回で5回目の表彰を迎えました。このように、毎年りぶ・らぶ・あにまるず賞が続けられるのも、社会の中で年々ペットに対する関心が高まり、飼い主さんの要望とそれに答える企業の取り組みが多くなったことの現れではないでしょうか。
近年ペットは大切な家族の一員として、多くの方に広く受け入れられています。動物達が家族として認められ、人間社会に参加しているというものが増えてきているように思います。愛犬と出かける場所も多くなり、今回グランプリを受賞されたHONDA DOGさんも、愛犬と共に車で出かけるときに役立つ様々な情報をHPで紹介されています。愛犬と共に出かけることはとても楽しい事ですが、反面、飼い主さんのマナーが問われることも多くなったと思われます。ペットにとって良き飼い主、またマナーの良い飼い主となって頂きたいと思います。
企業商品部門に選ばれました大阪ベルハート様の「なでなでしてね」は、ネーミングも大変かわいらしく、また愛犬や愛猫とのコミュニケーションツールとなり、お手入れをしながらお互いの絆を深められる良い商品だと思います。また推薦された方のように、しこりが早期に発見できたともあるように、普段からペットの体に触れることで健康管理にも一役立ちますね。
今回企業CM部門賞に選ばれましたSMBCフレンド証券様のTVCMでも「フレンド」として犬が起用されていました。犬もとても幸せそうで見ていてほのぼのとしていて、とても心和むCMでした。覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。これからも私たちは犬をフレンドとして、またかけがえのない家族として温かく接していきたいですね。
このところ連日のように、嫌なニュースが聞こえてきます。青少年が殺人を犯したり、身内を殺してしまったり、殺すということがあまりにも簡単な行為となっているように感じます。命の大切さ、人への思いやりは、やはり家庭で愛情をもって育てられ、親や大人から学び、影響を受け培われていくと思います。ペットを良き家庭内のパートナーとして愛情をもって接し、人間以外の動物とも絆を深めることで、きっと子供たちにも良い影響が現れると思います。まずは私たち大人が見本として、動物たちとの愛情を持った正しい付き合い方を学んでいきたいですね。
また来年度のりぶ・らぶ・あにまるず賞でも、様々な命が幸せに快適に暮らしていける社会へ貢献している商品や活動へのご推薦お待ちしております。
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