SDGs推進事業
人も動物も幸せな社会に向けての事業を継続してきた中で、「人もまた生き物である」という視点から生まれた、「りぶ・らぶ・あにまるず ICAC KOBE 2015 第4回神戸全ての生き物のケアを考える国際会議2015」のテーマ「One World, One Life-ひとつの豊かな地球は、ひとつひとつのいのちの幸せを繋いでいくことで構築されていく」を、当法人設立20周年を迎えての次のステップと致しました。
この概念は、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を目指す国連のSDGsと目標を同じくするものであり、このたび定款にSDGs推進を追記致しました。ステークホルダーとしての貢献ができるよう努めて参ると共に、人も動物も「お互いの存在に感謝し、生ある限りは幸せに」といういのちへの責任を果たせるよう、「生き物としてのヒト」という視点を活かした各々の「いのち」に寄り添う社会システム構築に向け、情報交流、啓発、教育、研究を行っていきたいと考えております。
SDGsとは?(外部リンク:外務省JAPAN SDGs Action Platform)
当法人が神戸市より委託を受け
「こうべ動物共生センター」の運営を行います
人も動物も一緒に幸せに暮らせるあたたかな神戸市
神戸市は、平成29年4月に日本で初めて、人と猫が共生する社会の実現を目指す「神戸市人と猫との共生に関する条例」を施行しました。これは、阪神・淡路大震災の際、神戸市で行われた歴史的な動物救援事業からの長い取り組みのひとつの成果でもありました。また、当センターがある「しあわせの村」は30年以上前からノーマライゼーションに取り組み、すべての人が健康で文化的な活動に参加できるように整備されたSDGs視点を持ったソーシャルインクルージョン(社会的包摂)を目指す複合施設です。
こうべ動物共生センターは、「Kobe Center for Human-Animal Interaction」という英語名が示すとおり「人と動物の相互」の関係を大切にし、その影響を科学的に解明し、市民にフィードバックしていくような「共生」を柱とした事業を行います。
愛護から共生へ…人と動物の幸せな共生を通じて、「人も動物もずっと一緒に幸せに暮らせるあたたかな神戸市」を実現していきます。
※こうべ動物共生センターウェブサイトより