第77回 日本獣医史学会 研究発表会 報告
日時:平成26年 4月 26日(土)
会場:東京大学農学部 7号館
プログラム:
⒈ 「牛疫の撲滅活動に従事して」園田暁郎 先生(動物衛生研究所)
座長: 小野寺節 先生(東京大学 食の安全研究センター)
⒉ 「牛流行性感冒の歴史」 佐藤国雄 先生(動物衛生研究所)
座長: 佐藤静雄 先生 (家畜衛生研究所)
⒊ 「アフリカ豚コレラの歴史」 小澤義博 先生(OIE 名誉顧問)
座長:杉浦勝明 先生 (東京大学 国際動物資源科学研究室 日本獣医史学会 事務局長)
⒋ 「VT(Veterinary Technicians)獣医技術師(日本では動物看護職と呼ばれている)米国と日本のVTの過去・現在・将来」 加藤元 先生 (ダクタリ動物病院)
座長:小佐々学 先生(日本獣医史学会 理事長)
春らしい陽気の中、日本獣医史学会の研究発表会が、開催されました。評議員を務めさせて頂いている理事長の冨永が、出席致しました。
獣医史学は、今年から獣医師を目指す学生の皆さんのカリキュラムにも加わり、獣医学の歴史を学ぶことは、これから益々重要となるそうです。
プログラムにあるように、それぞれのテーマに於いて、第一線での業績をお持ちの先生方が、ご発表をされました。これまでの歴史を順を追って伺い、今の現状に至るお話を伺うと、これまでの経緯を知ることが出来、現状の理解も更に深まります。
特に、アフリカ豚コレラの今後のお話は、これからの研究者の方の重要な役割を改めて認識させて頂きました。仕事は、引き継がれていくのです。
また、実際に大変な思いをして、世界でお仕事をなさった先生方のお話は、学生の皆様にも是非、聴いて頂きたいと思いました。
夏には、ウェブサイトもオープンされる予定とのことで、大変楽しみです。
|