■日　時：令和7年3月1日（土） 13時～15時
■場　所：日比谷松本楼
■参加者：
【Knotsアドバイザリーボードメンバー】
・中山 裕之 氏（東京大学名誉教授／動物医療センターPeco 獣医療研究所長）
・多田 幸雄 氏（株式会社双日総合研究所 相談役）
・近藤 智子 氏（国立大学法人滋賀大学 非常勤監事／ちふれホールディングス㈱ 社外取締役／全日本柔道連盟 監事／前MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 常勤監査役）
ご欠席：
・奥野 敦史 氏（株式会社メディプロデュース代表取締役）
・出來 由紀子 氏（株式会社フォスター 代表取締役）

【Knots理事】
・代表理事　冨永 佳与子
・業務執行理事兼企画教育部長　小椋 聡
・理事兼事務局長　鈴木豊彦
・理事　佐藤 剣

【オブザーバー】
・須齋　正幸 氏（国立大学法人滋賀大学 理事・副学長）

＜次第＞
・代表理事挨拶
・事業運営状況及び課題説明
・アドバイザリーボードメンバーよりのアドバイス

厳しい寒さが続いた後のあたたかな日に、第13回公益社団法人Knotsアドバイザリーボードミーティングを開催いたしました。

まずは、冨永代表理事より、昨年10月のシンポジウム（「人と動物の共生およびSDGs推進シンポジウム 2024」）が大きな成果をもって無事に開催できたこと、その後様々な分野の方からの反響を得たこと、を報告しました。

次に、令和6年度の事業運営状況報告を行いました。Knotsの主な事業についてこの一年の総括と共に、現在の課題、今後の対策等についてアドバイザリーボートメンバーの皆さまにご報告申し上げ、様々なアドバイスをいただきました。

シンポジウムでの成果と反響も力にしながら、Knotsがさらなる前進をするためには、組織力を効果的に強める必要が課題としてあります。
皆さまからは経験に基づいたご意見をいただき、新年度からの体制強化につなげてまいります。

広報の課題ついて。
Knotsのウェブサイトでの情報は、専門性が高く高度な内容で情報が必要な方へは、有用なサイトとなっているが、より広く一般の方が興味を持ってサイトに訪問してもらえるような方法も考えてみてはどうか、とのご指摘をいただきました。
当法人では、神戸市より「こうべ動物共生センター」の管理運営業務を受託しており、同センターウェブサイトとの連携も視野に置き、いただいたご意見を、サイト運営、広報に取り入れてまいります。

法人運営の課題について。
令和7年度からは、公益会計についての改正が行われましたが、公益事業での黒字を残してはいけない、という原則は変わりありません。
公益事業だけを行っているKnotsのような公益法人が、法人を維持するためには、広く皆さまからのご寄附に大きく頼ることとなります。
近年の厳しい社会情勢の中で、大変困難な課題ですが、アドバイザリーボードメンバーの方からは、随時アドバイスと情報をいただきながら、法人維持に努めてまいります。

当法人には、経済、福祉、教育等の様々な分野の経験を持つ人材が集まっており、こうした人材が相互に力を発揮しながら、事業内容の充実とステップアップを目指していきたいと思っております。