平成29年度 森林動物研究センターシンポジウム
「兵庫のシカ管理の成果とこれからの挑戦 -科学的データに基づた適正管理-」のご案内
1 趣 旨
ニホンジカは、1980年代頃から個体数の増加や分布の拡大が報告されています。これに伴い、現在では日本各地で農林業被害や森林生態系の衰退が深刻化しています。兵庫県では、農業被害や生態系被害の拡大防止に向け、森林動物研究センターが調査・研究を行う科学的データに基づき様々な対策を講じてきました。最新の生息状況・被害状況に関する研究成果について紹介するとともに、これからのシカ管理のあり方を考えていきます。
2 シンポジウムの内容
(1) テーマ:
「兵庫のシカ管理の成果とこれからの挑戦 -科学的データに基づた適正管理-」
(2)開催日時:
平成30年2月17日(土)13:00~16:30(受付12:30~)
(3)会場 :
神戸芸術センター・プロコフィエフホール(神戸市中央区熊内橋通7-1-13)
(4) プログラム
・ 開会あいさつ 林 良博
森林動物研究センター研究統括監/国立科学博物館 館長
・基調講演 「ヨーロッパと日本のシカ管理の課題と展望」
梶 光一 所長/東京農工大学大学院 教授
・研究発表
1.「個体数・分布の変化と保護管理の歴史」
高木 俊 研究員/兵庫県立大学 講師
2.「森林生態系の衰退-モニタリングから見た被害・管理効果・将来予測」
藤木 大介 主任研究員/兵庫県立大学 准教授
3.「新たな捕獲技術と今後の被害対策-捕獲と被害対策を並行できる体制」
山端 直人 主任研究員/兵庫県立大学 教授
4.「地域を支えるシカ管理の体制づくり-次のステップに向けて」
横山 真弓 研究部長/兵庫県立大学 教授
・パネルディスカッション【 コーディネーター:林 良博 】
参加者からの質問等について講師・各発表者が議論します。
(5)参加者: 無料(事前申し込みが必要です)
(6)定員:125名(先着順)
※定員になり次第募集を締め切ります(こちらのサイトでご確認ください)
【照会先】兵庫県森林動物研究センター
〒669-3842 兵庫県丹波市青垣町沢野940
TEL:0795-80-5500 FAX:0795-80-5506
E-mail:info@wmi-hyogo.jp