日本ペットサミット 2017 年 年次大会
私の考えるアニマルウェルフェア
日本ペットサミット(西村亮平会長)では、来月10 月 22 日(日)、東大で年次大会を開催いたします。今回のテーマは「私の考えるアニマルウェルフェア」です。
基調講演では則久雅司氏(環境省動物愛護管理室)に「アニマルウェルフェアとは何か?」をご講演いただき、アニマルウェルフェアの本質を考えてみたいと思います。各論では犬・猫、動物園動物、畜産動物、補助犬といった様々な立場から、その第一人者の方々にご講演をいただき、それぞれのアニマルウェルフェアを考えてみたいと思います。
参加費は無料です。参加ご希望の方は、当会のホームページに掲載している参加専用フォーム(下記
アドレス)からお申し込みください。懇親会(3000 円)に参加ご希望の方も上記フォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1PtvEgGyK-5die4tBDfJnumEWBbOlOkDenumDnUFDYW0/edit
※フォームへの登録後、返信メールが送られてきます。本メールをもって登録完了とさせていただきます。事務局から登録完了の連絡はございません。予めご了解ください。定員に達しましたらフォームを削除しますので,フォームがある限り事前受付は可能です。
開催にあたって
今回の年次大会では、アニマルウェルフェアの問題を取り上げます。アニマルウェルフェアっていったい何でしょう? 動物を大切にすること? 大切にするとはいったい何? 犬も豚もライオンも同じなの? 考えれば考えるほど難しい問題です。今回はさまざまな立場の先生方に“私にとってのアニマルウェルフェア”についてご講演いただき、さらにパネルディスカッションではさまざまな意見を出し合うことで、本テーマに関する社会的合意形成に至る道筋を見つけたいと期待しています。
世の中にはいろいろな意見が存在します。細かなことを言えば一人ひとり違うのかもしれません。とくにアニマルウェルフェアの問題は、動物の立場がかけがえのないパートナーであったり、食糧資源として非常に重要なものであったり、あるいは人類の繁栄がその存在をほぼ一方的に脅かしている存在であったり、と考え方に多様性が生じやすいものであることから、非常に幅広い意見が存在します。
世界は今後爆発的な人口増、化石燃料の枯渇、地球環境の悪化などさまざまな問題が加速度的に大きくなります。一方で国内に目を向けてみれば、総人口は減少し超高齢化社会へと突き進んでいきます。
このような状況を解決する唯一の手段はさまざまな意見を持つ人たちが争うのではなく、お互いの主張をよく聞き、譲るところは譲りながら社会的合意を形成し、協働することだと思います。アニマルウェルフェアの問題もそこは同じ。我々の活動が社会に役立つものになるためには、できるだけ多くの方々が手をつなぎ、協力しあうことが必要です。どうぶつたちと暮らす幸せな社会をつくることの実現に向けて、どうぞよろしくお願い申し上げます。
西村亮平
日本ペットサミット会長
東京大学大学院教授 獣医外科学研究室
開催日時 : 2017年10月22日(日) 13:30~17:30
場 所 : 東京大学農学部弥生講堂一条ホール
受付開始 : 13:00~
参 加 費 : 無料
13:30~13:35 ●会長あいさつ
西村亮平(日本ペットサミット)
13:35~14:30 ●基調講演 「アニマルウェルフェアとは何か?」
則久雅司(環境省動物愛護管理室 室長)
●各論「それぞれの立場からアニマルウェルフェアを考える」
14:30~14:50 「犬と猫」 堀江雄太(一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル)
14:55~15:15 「動物園動物」 落合知美(特定非営利活動法人市民ZOO ネットワーク)
15:40~16:00 「畜産動物」 佐藤衆介(帝京科学大学アニマルサイエンス学科)
16:05~16:25 「補助犬」 吉川 明(公益財団法人日本盲導犬協会理事)
16:30~17:30 パネルディスカッション
モデレーター:西村亮平(日本ペットサミット)
パネーラー:各論講演者全員
※各論の合間にビデオレター版「私のペット自慢」(数分)を映す予定です。ご期待ください!
18:00~20:00 ●懇親会(同会場・会議室 会費3000円・税込)
※参加人数を把握するために事前登録をお願いいたします。
弥生講堂・一条ホール案内図
【問い合わせ先】
日本ペットサミット 事務局代行
株式会社インターズー 内 担当 : 佐久間
E-mail:sakuma@interzoo.co.jp