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2016.12.12

「りぶ・らぶ・あにまるず賞 2016」決定!

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「人と動物の共生」に尽力下さった企業及び団体に感謝の気持ちを表すと共に、一般の方の感心を高め、企業活動やその商品に、「人と動物の共生」という視点が反映されることへの期待も込めて設置した「りぶ・らぶ・あにまるず賞」。毎年、一般の方から、Knotsウェブサイトを通じてノミネート頂き、5名の選考委員の先生の投票によって、受賞者を決定しています。

 

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グランプリ : 佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合
特別賞 :APPRICIATE CORP.(台湾)

2016年の「りぶ・らぶ・あにまるず賞」では、本年4月に発生した熊本地震への被災者支援として、ペット連れの方を含む多くの方に対し、宿泊施設での一時避難受け入れを始められた『佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合』様に、グランプリをお贈りしました。

また、この地震の被災者支援としてKnotsが展開した「ずっと一緒にいようよプロジェクト・平成28年熊本地震」に対し、いち早く、多額のご寄付を頂いた、台湾の『APPRICIATE CORP』様に特別賞を贈らせていただきました。

残念ながら、両者ともご遠方ですので、フェスティバル当日にお越しいただくことができませんでしたので、賞状と記念の盾は、後日お送りさせていただきました。

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<特別賞について>

 Knotsが展開する事業 「ずっといっしょにいようよプロジェクト・平成28年熊本地震」 に対し、多額のご寄付をいただき、これによって、多くの被災された飼い主さんに、ペット可物件入居の支援金をお渡しすることが出来ました。
よって、事務局推薦ということで、感謝の意をお伝えすることといたしました。

<グランプリ ・選考委員選考結果>

 ◎横山 章光氏(ヒトと動物の関係学会 常任理事)
「佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合」【選考理由】
天災等が起こる中で助け合いの精神のもと、我々日本人は行動しますが、それでもなかなかペットまで配慮できない現実があります。佐賀県旅館ホテル組合はそういう中で、ペットに対しても素晴らしい対処をなさり、それだけを鑑みても、ほかにもいろいろな配慮がなされているであろうことが想像されます。感服いたします。こういう小さな配慮こそが、助け合い精神の神髄であると考え、今回推薦させていただきます。
◎児玉 小枝氏(どうぶつ写真家)
「佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合」【選考理由】
いざという災害時、家族の一員であるペットを連れて避難するのは当たり前のこと…そんな、小さな“いのち”に優しい社会を実現するには、飼い主一人一人の意識向上に加えて、被災された方を受け入れる側の理解と協力が不可欠です。今回、熊本地震での被災ペット受け入れにあたり、“特別のこと”ではなく、“普通のこと”として温かく対応して下さった佐賀県旅館ホテル組合さん、そして、ペットとともに被災された方への住宅支援に大きな力をお貸しいただいたAppreclate Corp.(Taiwan)さんに、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
◎野田 英明氏 (六甲山観光株式会社 取締役観光事業部長)
「佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合」【選考理由】
災害時、家族同然のペットと一緒避難したり、引き続き生活をともしたり、という機会を確保することは、現在の日本おいても、まだまだ難しいことが多いよう感じています。その中で、佐賀県旅館ホテル組合様おかれましては、無料での避難場所の提供や、ペットの受け入れも無休で取り組まれたとのこと、本当素晴らしいことだと思います。
災害の多い日本おいては、誰もが被災する可能性がりますが
そんな時このようなセーフティネットがると、本当心強いものだと思います。
人と人が、また、ペットも含めた社会全体で、助け、助けられの関係がちこちで生まれることで、災害時も、めげることなく、安心して暮らしていけるのかなと思いました。
当社も、また私自身も災害などの非常時社会対してどのような貢献ができるのかといったことを、考えるきっかけもいただきました。
佐賀県旅館ホテル組合の皆様、心より拍手したいと思います。
(特別賞の)台湾のAppreciate Corp様の海を越えての支援は、本当にありがたいことですね。国内だけでなく、国境を越えて、お互いに、助け、助けられの活動が広がっていくと、とても素晴らしいことだと思います。
◎深尾 典男氏(国立大学法人長崎大学 副学長)
「佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合」【選考理由】
日本は地震や大雨・洪水など天災の多い国です。にもかかわらず、緊急時に、 私たちと生活を共にする犬や猫をはじめとする動物たちを一つの家族として 受け入れる体制が整っているとは言い難い状況です。今年4月、2度の大きな 揺れに見舞われた熊本地震でも同じ思いをした人は多いはずです。思いもかけ ない避難を余儀なくされた被災者に対し、温かい手を差し伸べた多くの努力に、 惜しみない拍手を送りたいと思います。同時に、毎回繰り返される、「動物た ちとともに避難する」ことの特殊さを解消する方策を解決する術を、私たちが 早く身につけられることを期待しています。


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