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2015.06.01

第4回 神戸 全ての生き物のケアを考える国際会議 2015 —ICAC KOBE 2015 ポスターセッション 07

ポスターセッション《発表要旨》

Alam Md EmtiajAlam Md Emtiaj (Department of Advanced Pathobiology,Osaka Prefecture University)

「バングラディッシュの2つの地域におけるネコインフルエンザ感染率の調査”」

 

 

インフルエンザA ウイルスは動物種間を超えて感染し得ると考えられています。そのなかでも鳥インフルエンザA(H5N1 型)は鳥からネコに感染することがわかっています。ネコインフルエンザウイルスに感染したネコは発症してから2日で突然死してしまうこともあります。本研究では、バングラディッシュの2つの地域でネコインフルエンザの感染率を調べました。その結果、どちらの地域でも3%程度のネコに感染が確認されました。また、地域、飼育条件、季節、年齢、健康状態などで感染率に差はありませんでした。今回の研究で得られたバングラディッシュにおけるネコインフルエンザ感染の情報は、今後、感染予防策を立てるのに役立つと思われます。