『2014動物感謝デー in JAPAN “World Veterinary Day”』報告
開催日:2014年10月4日(土)
場所:駒沢オリンピック公園
内容:協賛・後援企業・団体・獣医学系大学等によるステージ企画及びブース展示・物品頒布企画、動物ふれあいコーナー(家庭動物・家畜とのふれあいと獣医師によるふれあい指導)、はたらく動物たち(補助犬、災害救助犬、警察犬等)のデモンストレーション、一日獣医師体験講座、獣医師の役割紹介、動物にまつわる有名人トークショー、獣医学生コーナー、獣医師による家庭動物の飼育相談、地方獣医師会による展示(動物医療関係展示、動物飼育関係展示、動物愛護関係展示、安全で質の高い畜産物の生産に係る展示)等
HP: http://doubutsukansha.jp/2014/index.html
公益社団法人 日本獣医師会主催の『2014動物感謝デー in JAPAN “World Veterinary Day”』に、協力団体として公益社団法人Knotsも参加してきました!このイベントは、動物医療の果たすべき社会的役割と獣医師が多様な職域において活躍していることに対する理解を深めつつ、人と動物が共存する豊かな社会の構築と、動物を取り巻くより良い環境の実現を目指し、関係機関・企業・団体が一堂に会して開催されるもので、今回で8回目を迎えます。また、獣医師の役割と責務に関する市民向けの広報を目的に、世界獣医学協会(WVA)が提唱するイベント(World Veterinary Day)の一環として、国際的なイベントとしても位置付けられています。WVA加盟団体である公益社団法人 日本獣医師会主催のもと、ステージや各コーナーで、獣医師をはじめ動物たちに係る様々な方々による工夫を凝らした多くの企画が催されます。(2014動物感謝デー パンフレットより)
昨年は台風と重なり残念ながら中止となってしまいましたが、今年は台風の直撃を免れ、なんとか開催できました!会場はたくさんの人や動物たちに加え、ゆるキャラたちも登場して盛り上がっていました。
今年は以前歌手(愛内里菜)として活躍していた、垣内りかさんが一日動物親善大使を務めました。Knotsのブースにも立ち寄ってくださり、来年度開催の「神戸 全ての生き物のケアを考える国際会議」のパンフレットを片手にKnotsの看板犬リエと一緒にお写真を撮っていただきました!リエは一般社団法人 家庭動物愛護協会 主催のドッグダンスデモにも出演し、Knots事務局スタッフの野崎と共に可愛らしいダンスを披露してくれました。途中で近くにいた子どもの風船が割れ、リエの集中が途切れてしまうというハプニングに見舞われましたが、パートナーとの信頼関係で最後まで頑張りました!
Knotsのブースのお隣では、公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)がセラピー犬の普及活動をしており、人懐っこいセラピー犬たちに思わず足を止める人もたくさんいました。
環境省動物愛護管理室のブースではペットに関する意識調査を実施しており、Knots理事長も協力してきました。マイクロチップによる犬、猫などの個体識別の普及推進も行っており、Knots看板犬のサクラもマイクロチップを入れてもらいました。これで、もしもの時も安心ですね。
(「動物愛護管理法」http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/index.html;「マイクロチップを入れていますか?」環境省自然環境局http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html)
一般社団法人 日本動物看護職協会では、体脂肪測定や栄養指導を行っていました。飼い主としてはついついおやつをあげたくなってしまうものですが、肥満が原因となって引き起こされる病気もあるので肥満対策や食事管理は重要ですね。ロイヤルカナンジャポン合同会社が支援をするTeam HOPE(獣医師が中心となり立ち上げたプロジェクト)のブースでも、ペットの健康管理と病気の早期発見を啓発しており、家庭でも簡単にできるウェルネスチェックを配布していました。ホームページからでも出来るのでぜひ試してみてください。(「Team HOPE」https://www.teamhope.jp/activity)
盛りだくさんの内容でとても全部は回り切れませんでしたが、子どもから大人まで楽しめるイベントでした。私たちの生活を支えてくれる動物たちに感謝し、動物にとってより良い環境造りを目指していこうと思えた一日でした。
報告:Knots教育・啓発係 田沼