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2014.05.02

ICAC KOBE 2014 ポスターセッション 12

ICAC キャラクターロゴ 2014 名前無し

母親として捉えた自閉症児にとっての乗馬療法(障害者乗馬)の意義
―長男の乗馬体験から

高岡 忍氏高岡忍 

 

 

 

 

 

 

 

従来、乗馬療法は機能回復のためのリハビリテーションとして理学療法の一環で身体障害者中心になされてきた。今日では、身体障害者だけでなく高齢者や知的障害者、広汎性発達障害者等に対して幅広く実践され、機能回復だけでなく、教育的目的、心理的側面での取り組みがなされ、報告されている。

本発表では、リハビリテーションや理学療法の観点から少しはずれると思われる重度知的障害を有する自閉症である長男が、小学5年~高校3年までの期間60回以上の乗馬体験を事例として取り扱い、子どもの成長に伴う乗馬と発達との関係を分析する。

そして、自閉症児にとっての効果と、母親として捉えた乗馬療法(障害者乗馬)の意義について検討した。