第13回りぶ・らぶ・あにまるずフェスティバル2013 報告
■開催日時:2013年12月15日(日)9:00~16:00
■開催場所:神戸総合運動公園 球技場、水上ステージ、水上ステージ前広場
■主催:公益社団法人Knots
■共催:神戸市動物愛護協会
■開催協力:神戸市動物管理センター/(公社)日本動物福祉協会CCクロ/公益社団法人神戸市獣医師会/社会福祉法人日本介助犬協会/NPO法人日本サービスドッグ協会(JSDA)/日本フリスビードッグ協会/マスダドッグスクール/ギグレース協会/Dogs Life /株式会社ジェイティービー西日本国内商品事業部/徳田建/社会福祉法人兵庫盲導犬協会/OCA独立開業ゼミ学生ブース
■特別協賛:
■賞品提供:
■出店協力:ボードファクトリー/NPO法人おーけすとら・ぴっと就労継続支援(B型)事業所 Patch/Lab&Peace/P-ボール株式会社/DOG PAPA/Chu2-Kobe/前田・岩本GK/株式会社 エミット/大辞典.com/から揚げ専門店 チキン・ハート
■後援:近畿地方環境事務所/兵庫県/神戸市/兵庫県教育委員会/神戸市教育委員会/公益社団法人日本獣医師会/一般社団法人兵庫県獣医師会/公益社団法人神戸市獣医師会/公益財団法人日本動物愛護協会/公益社団法人日本動物病院福祉協会/公益社団法人日本動物福祉協会/公益社団法人日本愛玩動物協会
2013年も残すところあと半年に迫った12月15日、例年よりも半月ほど遅く「第13回りぶ・らぶ・あにまるずフェスティバル2013」が開催されました。今年一年、いろいろなところで競技に参加してきたドッグ・スポーツ愛好家の皆さまにとっても、おそらく本年度最後の競技大会になったのではないでしょうか。 幸い12月にも関わらず晴れ間の差すような天候となりましたが、風が吹くとやはりちょっと肌寒い感じの一日となりました。でも、競技に参加する飼い主さんとワンちゃんは元気一杯!午前9時の受付開始と同時に、多数のエントリーの手続きが行なわれました。 例年通り、球技場での競技以外にも、水上ステージではミュージックライブや参加団体の紹介、ダンスなども同時進行で開催され、また、水上ステージ前の広場にはグッズ販売やフード販売をするブース、ボランティア団体のPRブースも出店されており、競技参加の待ち時間も楽しむことができるようになっています。
《開会式》
この大会は、飼い主と愛犬が一緒に行なうことができる恒例の「りぶ・らぶ・エクササイズ」で始まります。簡単なコマンドで、飼い主と愛犬がコミュニケーションを取ることができるように考えられた内容です。準備体操を兼ねていますが、愛犬をそっと抱きしめる飼い主さんの姿を見ると、大会が始まる前から何だか温かい気持ちになってきます。
《競技場〜フリスビードッグ》
日本フリスビードッグ協会(JFA)兵庫支部が運営するフリスビーコートでは、まずはじめにJFAメンバーによるデモンストレーションが行なわれ、それからビギナー、レトリーブの順に競技を行ないました。愛犬との連携がバッチリなペアもいれば、ワンちゃんが思うように動いてくれなかったり、逆に飼い主さんの方が上手くフリスビーやボールを投げることができなかったペアなど、時折吹く強い風にも影響されながらの競技となりました。
《競技場〜アジリティー》
マスダドッグスクールが運営するアジリティ競技のコートでは、様々な大きさの犬がアジリティに挑戦しました。小さなチワワなどの犬が一生懸命ハードルを越える姿や、ゆっくりゆっくり歩くワンちゃんの姿などは見ていて微笑ましいものですが、アジリティ常連のペアはあっという間に障害をクリアし、観客からも歓声があがっていました。
《競技場〜カニクロス/ギグレース》
ギグレースとは、運動場に簡易のコースを作り、そこを愛犬と共に走り抜けるというシンプルな競技ですが、オリンピックの100mさながら見ていてとても迫力があります。カニクロスは、その同じコースを飼い主が専用の自転車を使い、愛犬と共に駆け抜けます。犬の持っている本来のスピードを実感することができる競技ですので、俊足自慢のワンちゃんたちがエントリーする競技です。
《水上ステージ前広場》
風が吹くと肌寒く感じることもあり、広場に出店されたお店の温かいスープを片手に競技を観戦する姿が多く見られました。グッズ販売のお店では、首輪やリードなどのグッズやフードなどが、このフェスティバルだけの特別価格で販売されていましたので、まとめてグッズを購入して帰る来場者の方もおられました。
また、各団体の啓発ブースでは、それぞれの団体の活動が分かるパネルの掲示やパンフレットが配布され、オリジナルのグッズなども販売されました。少しでも多くの方にこれらの活動を知って頂き、人と犬が当たり前のパートナーとして社会の中で認知されることを願っています。
《水上ステージ》
水上ステージでは、毎年恒例「犬の唄」でお馴染みの徳田健さんのミージックライブが開催されました。犬と共に暮らす喜びや、犬の気持ちなどを唄にしたとってもハートウォーミングなステージです。
その後、DogsLifeが運営するケーナイン・フリースタイルの競技が始まりました。ケーナイン・フリースタイルは、音楽に合わせて愛犬と共にダンスをする競技ですが、毎年少しずつ参加者が増え、年々そのレベルが上がっているように思います。後半では、カドリールという団体競技のデモンストレーションも行なわれましたが、人間と犬の複数のペアが音楽に合わせて動く姿は圧巻です。
また、NPO法人日本サービスドッグ協会(JSDA)、社会福祉法人日本介助犬協会、社会福祉法人兵庫盲導犬協会の皆さまが、団体の活動紹介とそれぞれのデモンストレーションを行なって下さり、まだまだ日本の社会の中では全く数が足りていない現状をお話頂きました。
そして、毎年年末に開催されるこのフェスティバルで発表させて頂いている「りぶ・らぶ・あにまるず賞」ですが、この賞は、人と動物の共生というテーマに最も相応しい商品の開発や活動をした企業に対して、感謝の気持ちをお伝えするものです。ウェブサイトの公募意見によって選考されていますが、今年は「SUBARU USAテレビコマーシャル」に決定いたしました!
* 「りぶ・らぶ・あにまるず賞2013」はこちら
《表彰式》
全ての競技が終了し、いよいよ結果発表の表彰式です!1年に1度のこの舞台のために、愛犬と共に一生懸命練習して来た成果を出せたペアには温かい拍手と、ネスレピュリナ ペットケア様よりパッケージが新しくなった「プロプラン」が贈られます。各競技で入賞できるのはわずか3組だけですが、愛犬と共に練習をしたり一緒に過ごす時間が増えることによって、飼い主と愛犬はより深い絆で結ばれていくのでしょう。そうしたことこそが、このフェスティバル開催の最も大切な意義なのかもしれません。
■フリスビードッグ・ビギナー大会 優 勝:上田光子さん&桃子ちゃん 準優勝:宮本駿介さん&こたろうちゃん 第3位:松原政代さん&アスターちゃん
■フリスビードッグ・レトリーブ大会
■アジリティ 初跳びビギナー・ミニクラス
■アジリティ 初跳びビギナー・スタンダードクラス
■アジリティ ノービス1・ミニクラス
■アジリティ ノービス1・スタンダードクラス
■初カニクロス
■カニクロス
■ギグレース ・ 初ギグクラス
■ギグレース ・ サブノービス
■ケーナインフリースタイル グループ
■ケーナインフリースタイル ソロ |
《じゃんけん大会》
表彰式終了後は、お待ちかねのじゃんけん大会です!参加チームの中には、走るのがあまり早くなかったり、まだ競技を始めたばかりのビギナーのペアも多数おられますが、このフェスティバルではそういったペアにも賞品がもらえるチャンスがあります。単純明快の勝ち抜けじゃんけんで、協賛企業の皆様からご提供頂いた素敵なプレゼントをゲットできますので、大いに盛り上がる瞬間です。
このフェスティバルが無事に終了すると、今年も愛犬と共に楽しい時間を一緒に過ごせて良かったな…と再認識いたします。また来年も皆様の元気な姿を見ることができるのを楽しみにしています。フェスティバルに参加して下さった皆さま、そして開催にご協力下さった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。愛犬と共に良いお年をお迎え下さい。来年もまた、人と動物が共に幸せになれる社会を目指して活動を行いたいと思っておりますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。