お知らせ
NEWS7月31日 日曜日、兵庫県動物愛護センターとKnotsの共催で夏休み子どもセミナー『武庫川・生物調査隊』 を開催致しました。途中雨が降り出しあいにくのお天気でしたが、小学1年生から6年生までの28名が元気よく参加してくれました。 このセミナーは、身近な武庫川で実際に生き物を採取、観察するだけではなく、川の流れや水温などを肌で感じてもらい、自然と親しむことを目的に開催しました。 |
共催:兵庫県動物愛護センター/NPO法人Knots
日時:2005年7月31日(日)10:00~13:40
場所:兵庫県動物愛護センター 多目的ホールおよび武庫川
まず最初に兵庫県動物愛護センター 事業課長の河野さんより開会宣言と講師の紹介が行われ、いよいよプログラムが始まりました。
次に講師の南家先生より各班のサポーターが紹介され、班毎に自己紹介を行いました。
武庫川・生き物クイズ
川へ行く前に、武庫川に生息する代表的な生き物をクイズ形式で勉強しました。
みんなクイズに積極的に答え、その答えについて先生より分かりやすく説明をして頂きました。
「川に行って会えるといいね・・」とその生き物の名前をメモしている子ども達がとても多かったです。
ペットボトルで作る採集ボトル作り
空きペットボトルを利用して、採集した生き物を入れる採集ボトルを作りました。
工作名人のスタッフにボトルの作り方を教わった後、それぞれの子ども達が保護者の方と楽しそうに作成し班のお友達同士と見せあいっこしたり、作ったボトルに油性のペンで色付けをしたりと自信作が出来上がりました。
いよいよ川へ・・武庫川生き物観察
ニゴイより指令書が届き、採集ボトルと魚取り網を持っていざ川へ出発です。
兵庫県動物愛護センターの駐車場横から川岸に下り、草をかき分けてやっと川に到着しました。
川に足を浸けるのが始めての子ども達も多く、最初は生き物を探すよりも歩くのにやっとという感じでしたが、ものの10分もしないうちに視線は川の中へ。
保護者の方も昔を思い起こしてか、お子さんに負けないぐらい一生懸命魚取りに熱中しておられるお姿がとても印象的でした。そして子ども達にお魚の取り方を教えたり、お洋服がびしょぬれになってお互いに笑ったりと親子間のコミュニケーションを持て、楽しく有意義な観察時間となりました。
途中で雨が降り始め、時間いっぱい川で観察できなかった事はとても残念でした。
お弁当タイム
武庫川から戻り着替えが終わった後、お楽しみのお弁当タイムとなりました。
午前中行ったプログラムの様子のビデオを見ながら、みんなで楽しくお食事を取りました。
それぞれが自分の採取した生き物をお弁当の前におき、見つめながら食べていました。
生物説明&缶バッチ作成
お腹も一杯になったところで、午前中に採取した生き物を班毎に紹介し、その生き物について先生よりお話がありました。そしてどの生き物もお家で飼う場合は、その生き物の習性に応じた環境を作ってあげ最後まで面倒をみてあげましょうと説明を受けました。
その後、武庫川にいる生き物がプリントされた缶バッチ作りにチャレンジし、お土産に持って帰ってもらいました。
最後に…
すべてのプログラム終了後、参加児童一人一人に武庫川・生物調査隊認定証を授与しました。
また、川へ出かける前に参加者全員で記念撮影し、その写真が写ったカレンダーも用意されてあり思いがけないプレゼントに子ども達や保護者の方もとても喜んでおられました。
今日武庫川で採取した生き物は、お家で飼育する子ども達もいれば、セミナー終了後に川に帰してあげた子ども達もいました。
今回の夏休み子どもセミナー『武庫川・生物調査隊』には当初の定員をはるかにオーバーする応募がありました。
すぐそこに川があっても最近は近づく事もできず、ましてそこに住む生き物とふれ合う機会も少なくなってきました。そのような中、子ども達がほんの些細な事にもすごく興味を示し、ぬれる事も苦にせず、楽しく自然とふれあう機会を持てたことは、とても良い経験になったことと思います。
今後も様々な角度から生き物(動物)や自然に興味を持って頂けるセミナーの必要性をとても強く感じました。