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抄録はこちら
■アローン・ワッサーマン氏プロフィール
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アローン・ワッサーマン博士は、イスラエルのリハビリ臨床心理士(PhD)であり、神経心理学者であり、動物介在セラピストである。彼は学生たちに指導するとともに、多分野のセラピストに実習を行っている。彼の興味はメンタルヘルスに対する動物の治療効果であり、それは2000年にPTSDと頭部外傷青年たちへの治療から始まった。それ以来、長年に渡って、対象となる患者層は広がっている。その経験を生かし、講義やセミナーを世界的に行い、イスラエルでは様々な学術機関で教えている。テルアビブのレビンスキー大学が彼の拠点である。イスラエルのAAT誌である「動物と社会」の編集委員でもある。
日本でのレクチャーの中心となるのは、一般的な動物・特に犬を補助とした、成人・小児にのPTSDに対する治療的実践である。ワッサーマン博士には、イスラエルや世界におけるAATやAAEの組織的・社会的・経済的側面をご講義していただく予定である。
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■演者プロフィール
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○山口修喜氏(やまぐち のぶき)
サイモンフレイザー大学(カナダ)で心理学を学ぶ
同大学で修士号取得(カウンセリング心理学)
ブリティッシュコロンビア州の公認心理カウンセラーとなる
性被害を受けた男性の支援センターでカウンセリングを経験
2011年カナダより帰国
神戸で男性サバイバーのための
カウンセリングオフィスPomuを立ち上げる
カナダのエドモントンでアニマルセラピーの研修を受け、サバイバーと
アニマルセラピーを行っている
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○海野千畝子氏(うんの ちほこ)
兵庫教育大学 人間発達教育専攻 臨床心理学コ−ス 准教授
静岡大学大学院教育学専攻 修了
静岡県の公立学校で養護教諭として10年間勤務後、臨床心理士の資格をとり、静岡県総合教育センタ−、あいち小児保健医療総合センタ−にてこども虐待対応臨床に従事、2010年より現職に至る。専門はこども虐待対応臨床、現在の研究は、被虐待児童への愛着形成を目的とした動物介在療法の研究を実践している。
おもな論文は、
・危機への心理支援学第15章小児科における虐待対応支援, 遠見書房 , :pp130 2010(Jun.) Author:編者奥村茉莉子
・講座、子どもの心療科2.心療科で出会う情緒障害、第12章、性的虐待を受けた子どもへの対応と支援, 講談社 , :pp.165-183 2009(Oct.) Author:編者杉山登志郎
・心療科病棟における性的安全の文化創造に関する研究、その1コントロールルーム(ムーン)の設立 小児の精神と神経学会 , 43(1):pp43-49 2011(Mar.) Author:海野千畝子,藤田三樹,杉山登志郎
・性的虐待の治療に関する研究 その2:児童養護施設の施設内性的虐待への対応 小児の精神と神経学会 , 47(4):pp.273-279 2007(Dec.) Author:海野千畝子,杉山登志郎
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○横山章光氏(よこやま あきみつ)
帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授。精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)。産業医科大卒。共済立川病院、神奈川県大和市立病院、防衛医科大学校を経て2005年から現職。動物やロボットを医療に取り入れる研究・活動を行なっている。前ヒトと動物の関係学会事務局長。人間と動物の心理的関係についての論文多数。著書に「アニマル・セラピーとは何か」(NHK出版)など、訳書にフランク・アシオーン著「子どもが動物をいじめるとき:動物虐待の心理学」(ビイング・ネット・プレス社)、ゲイル・メルスン著「動物と子どもの関係学:発達心理からみた動物の意味」(ビイング・ネット・プレス社)、監修にアラン・ベック他著「あなたがペットと生きる理由—人と動物の共生の科学」(ペットライフ社)、メロピー・パブリデス著「自閉症のある人のアニマルセラピー」(明石書店)がある。 |
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○津田望氏(つだ のぞみ)
1986年、英国ロンドン市大学大学院修士ディプロマ修了、臨床言語伝達学専攻。
同年、「全英圏臨床言語士資格(M.R.C.S.L.T)」取得、臨床言語士。
職歴:
獨協大学講師、旭出学園教育研究所、瀬川神経学クリニック、のぞみ発達クリニックを経て、現在、社会福祉法人のゆり会の理事長、及び、きさらづ小児発達センター「のぞみ牧場学園」の副施設長、のぞみ療育グループ代表
著書:
『マカトン法入門』(旭出教育研究所出版部)
『マカトン法指導プログラム』(旭出教育研究所出版部)
『新 ことばのない子のことばの指導』(学習研究社)
『言語・認知促進プログラム/NC−プログラム』(コレール社)
『アニマルセラピーのすすめ』(明治図書)
『シリーズ言語臨床事例集言語発達遅滞Ⅰ・Ⅱ』(共同監修 学苑社)
『発達障がい児のためのグループ指導 認知・言語・運動プログラム』(明治図書)
その他論文など多数。 |