東日本大震災ーKnots (神戸&長崎)からのメッセージー

東日本大震災ーKnots (神戸&長崎)からのメッセージー

  地震から、10日が過ぎようとしています。この、未曾有の大震災で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

  Knots は、16年前の阪神・淡路大震災の動物救援事業を契機として活動を始めたメンバーで設立した団体です。メンバーの中には、当時、被災した者もおります。その経験から、人と動物が幸せに暮らしていく為に、自分たちに出来ることをやっていこうと活動を続けてきました。名前の『Knots (結び目)』は、人と人、人と動物の繋がりが、ことを『実現し、支える力』になることに由来しています。
その活動の中でお世話になった海外の皆様からも、「出来ることを教えて欲しい」と、震災発生当初から、多くの励ましのメールを頂いています。

  そういった皆様の想いを活かし、今、自分たちに出来ることは、まずは、これからの長い復興を支える資金を、皆様にお願いすることだと思いました。

  阪神・淡路大震災を契機に政府の仲介で設立された、緊急災害時動物救援本部(構成団体:(財)日本動物愛護協会/(社)日本動物福祉協会/(公社)日本愛玩動物協会/(社)日本獣医師会)は、この困難な状況の中、活動を続けています。
  ヒューメインセンタージャパン(HCJ)事業のパートナーである社団法人日本動物福祉協会様が、同本部の構成団体であることもあり、緊急災害時動物救援本部の東日本大震災動物救援募金の支援をすべく、HCJ事業を通じて、募金の為のウェブサイトページを準備中です。こちらは、英文でも対応致します。開設出来次第、皆様にお知らせしますので、何卒、ご協力の程、お願い申し上げます。

  理事長の冨永は、長崎の出身です。両親は、被爆しました。原子力発電所に被害が及んだとき、自分の育った街に付いても想いを致さない訳にはいきませんでした。広島・長崎の人々は、60年以上前に、何もない焼け野原から、見事に復興しています。放射能については、福島県は、ほとんど人体に影響のないレベルとのことです。長崎大学水産学部の練習船「長崎丸」は、3月18日、長崎県の要請で宮古港に向かう途中、福島県小名浜港に寄港し、救援物資を届けたそうです。

  神戸や広島・長崎の人達は、二度と自分達のような思いをする方がないようにと願って来たと思います。そして今や、日本中のみならず、世界中の誰もが、自分達に出来ることがあればと願っています。

  経験が教えてくれることも、もちろん、あります。でも、自分の日々の暮らしや仕事の中で、若しかしたら、工夫出来ることもあるかも知れません。今こそ、想像力と創造力を最大限に活用して、自分の領分で出来ることを考え、それぞれがこれまで以上に力を尽くすことが、この未曾有の危機を、しっかりと乗り切ることに繋がると思っています。

  神戸も長崎も、復興したのは、偉い誰かが一人頑張ったのではありません。そこに暮らす、おひとりおひとりが、一歩一歩、歩んだ結果です。どうか、ゆっくりと、その歩みを歩んで下さい。そしてそれを支える一員として、Knots も皆さんと一緒にありたいと思います。

  最後に、そのお気持ちを強く持ち続けて頂く為にも、ペットと避難した方々については、出来る限り、ペットと離れないことが、人と動物双方の心に、大きな力となります。既に様々な準備が始まっていますが、特に住まいに関係する皆様に、工夫とご尽力、ご協力を頂けます様、宜しくお願い申し上げます。

公益社団法人Knots 一同