お知らせ

NEWS

2013.12.24

りぶ・らぶ・あにまるず賞 2013

award-2013

 「人と動物の共生」に尽力下さった企業及び団体に感謝の気持ちを表すと共に、一般の方の感心を高め、企業活動やその商品に、「人と動物の共生」という視点が反映されることへの期待も込めて設置した「りぶ・らぶ・あにまるず賞」。

 一般の方から、Knotsウェブサイトを通じてノミネート頂き、5名の選考委員の先生の投票によって、受賞者を決定しています。2013年は、「SUBARU USA テレビコマーシャル」に決定致しました。受賞された企業には、記念の盾をお贈りします。

award2013_tate

りぶ・らぶ・あにまるず賞2013
に決定致しました。
表彰式及び、ノミネート下さった方へのプレゼント抽選は、
「りぶ・らぶ・あにまるず フェスティバル2013 」会場にて行いました。

 ノミネート下さった方の中から抽選でプレゼントされる
エースJTB「ペットと泊まれる宿」ペア宿泊券

神戸市のO 様に決定しました!

商品提供:
株式会社ジェイティービー西日本国内商品事業部
    


<2013年 ノミネート一覧>

■推薦するもの:犬旅.com

【推薦理由】犬とのお泊り旅行のためのサイト。
 まだ、始まったばかりのサイトですが、単に、宿泊施設の紹介だけでなく、写真やコラム、アイテム紹介など、これからが楽しみです。特に、「オススメアイテム」のページ、持っていくものに「周囲への思いやり」が含まれているなど、単なる「バカ」サイトでは無いようです。

■推薦するもの:SUBARU USA テレビコマーシャル

【推薦理由】「Dog Tested. Dog Approved.」というコピーで続く犬が車を運転するCM。2010年から、たくさんのバージョンが製作され、現在まで続いています。
 これは、スバルの車の所有者半数以上が犬を飼っていることからはじまったものですが、スバルはアメリカで、2008年から「アメリカ動物虐待防止協会」のパートナーとして、動物保護に貢献を果たし、車の販売店が地元の動物保護団に協力して、犬・猫の譲渡会を開催するなど、様々なキャンペーンを展開。
 毎年期間限定で行われる「Share The Love」というキャンペーンでは、スバル車を購入・リース契約した場合、購入者が選んだチャリティー団体にスバルが250ドル寄付しているそうです。
 また、CMに登場する犬の中には、シェルターから引き取られた犬も出演しているそうです。

■推薦するも:犬・猫専用口腔ケア用品 デンタアプローチ ペティ(コウヤマキエキス配合)

【推薦理由】歯周病、口臭予防に歯磨きが重要とわかっていながら、なかなかできないのが現状です。歯磨きを嫌がるワンコもおります。そんな飼い主、ワンコにぴったりな商品です。私も使っております。また、この商品の販売元が神戸市長田区にあるのも推薦理由の1つです。

■推薦するもの:Big WooDさんの匠

【推薦理由】我が家の愛犬のマルチーズは4年前に牛の蹄を塊で飲み込んでしまい、それ以来硬い食べ物や消化のわるい物を食べると大腸が悲鳴をあげてしまい黄色いゼリー状の消化液がウンチと一緒に出てしまいます。硬い食べ物や消化のわるい食べ物は与えないようにしてますが体調によってはいつも食べてるフードでも出てしまうしストレスがかかっても、食べすぎても出てしまいます。ですが、Big WooD さんの匠を与えてからはゼリー状の消化液を見なくなりました。酵素と発酵食品が摂れるので腸内環境が改善されたのだと思います。お腹の弱い小型犬ちゃんにおすすめだし我が家では手放せないアイテムです!

■推薦するもの:Honda Dogおでかけ情報

【推薦理由】愛犬と車で遠出する際によく利用します。スマートフォンなどで検索でき、宿泊先からドッグカフェなどHPにも飛べますし、口コミもありますので自分に合った場所を見つけれます。車を買い替える際にホンダ車限定にはなりますがわんこを乗せる前提での車選びができます。高速のわんこ情報も結構充実しています。

 ■推薦するもの:平成24年からあまがさきふるさと納税」動物愛護基金(人と動物が共に幸せに暮らすことができるまちづくり)が追加されました。

【推薦理由】民間の声主に尼崎の動物病院の院長方(アップル動物病院)から上がった要望を、前市長、白井氏の計らいで市が受け入れふるさと納税に追加されました。寄付する人が自分の寄付の使い道を選択出来る有効的なシステムです。動物と人との共存を願う意識が高くなっているように思います。
 動物愛護基金の取り組み内容は、1.野良猫不妊手術費用の一部助成。2.犬及びねこの愛護と適正な飼養に係る普及啓発。3.犬及びねこの殺処分数ゼロを目指すための取り組みです。寄付状況は昨年のスタート年は2件と一番少ない実績でしたが、現在13件にまで増え2位になっています。

■推薦するもの:日本サービスドッグ協会

【推薦理由】補助犬を引退した犬達、引退犬ボランティアさん達のために、医療費補助、介護用品の支給や貸出をされています。現役から引退、新しいボラティアさんのお宅で虹の橋を渡るまで穏やかに家族として過ごします。そんな犬達のために活動されています。

  

 
選考委員の皆様のご推薦と講評です。

<選考委員選考結果>

◎横山 章光氏(ヒトと動物の関係学会 常任理事)
「SUBARU USA テレビコマーシャル」

【講評】
 今回はそれぞれが細かいが、個々が繊細で深い印象を受けました。今までのような大きな目標ではなく、もっとペットたちが我々の生活の中に根付いている感じがしていて感銘をうけました。その中でも今回はSUBARUSAテレビコマーシャルが非常に面白い試みだと感じました。犬と散歩するのではなく、犬とちょっとした旅をすることは非常に楽しい、ということを感じている飼い主さんがとても増えているため、それに応じた製品やサービスなどが積極的に行われるようになってきています。こういうことには相乗効果があるので、さらにこのような傾向が強くなるのではないかと想像しています。

◎児玉 小枝氏(どうぶつ写真家)
「あまがさきふるさと納税」動物愛護基金

【講評】
 あまがさきふるさと納税の一部が、私たちの家族の一員である犬や猫たちの命を守るために使われることになったこと、また、「どうぶつたちのために」と寄付してくださる方が増加傾向にあること、とても嬉しく思います。「どうぶつたちの命を守るために、自分にできることがあればしたい」…そんな思いを持ちながらも、具体的な方法がわからずにいた方たちが、今回の取り組みを知り、行動を起こして下さったのかもしれませんね。家庭や地域社会の中での最たる弱者であるどうぶつたちの命と心を尊び、守ることのできる社会を目指すことは、ひいては犬や猫のみならず、人間も含めたすべての命に対して優しく、思いやりにあふれた社会の実現に繋がっていくはずです。「ふるさと納税」という形を通して、小さな命の救済に心を向けて下さる方が、今後ますます増えていきますように。

◎野田 英明氏(六甲山観光株式会社 取締役観光事業部長)
「犬旅.com」

「愛犬と旅にでよう」
 スタイリッシュでお洒落なWEBサイトを見ていると、自然と旅に出かけたくなりました。このサイトから洗練された良質な情報が発信されて、愛犬と一緒に、日本全国津々浦々、楽しい旅行を楽しむ人が増えると素敵だなと思い推薦しました。フォトコンテストの写真も、旅先での楽しい思い出がたくさん詰まっている感じがして、楽しいです。このサイトが、ますます発展し、活性化することを願っております。

◎深尾 典男氏(国立大学法人長崎大学 副学長)
「Honda Dog おでかけ情報」

【講評】
 家族であるペットたちと、いかに快適に旅ができるかというのが、ここ数年の悩みとなっている。さまざまな情報をかき集めて旅行プランを検討するのだが、休憩ポイント、宿泊先、そして目的とする観光拠点の受け入れ体制を調べるうちに、気づけば「いつもの・・・」となっている。こうした悩みをビジネス的なセンスで解決しようというトライは、すでにいくつかのサイトで試みられている。この「Honda Dog」は、こうしたサイトのなかでも、かなり充実したつくりになっている。たとえば「今月の特集」は、実際の旅行ルートに沿ってビジュアルに構成されており、いっしょに旅しているような楽しさを感じることができる。「おでかけ情報」や「SA・Pa情報」なども「わんこと一緒に楽しいおでかけを!」というサイトコンセプトにあった構成になっている。少し残念なことは、自動車技術で先進性をとことん追求しているホンダにしては、サイトのつくりが保守的なこと。ネット技術は日進月歩。最先端の技術を駆使して、「書斎で調べるおでかけ情報」から、「旅先でもリアルに使えるおでかけ情報」へと進化させていただきたい。

◎冨永 佳与子(公益社団法人Knots 理事長)
「SUBARU USA テレビコマーシャル」

【講評】
 単に「車で犬と出かけよう」ということではなく、動物虐待防止・動物保護に貢献され、販売店での犬・猫譲渡会を開催されるなどの活動を、企業をあげて展開されたこと、また、CMにシェルターからの引き取られた犬を出演させるなど、動物の保護に深い理解があってこその活動であると思います。また、過去には、SUBARU の「アイサイト」が、野性動物の事故死防止にも役立つのではとの推薦もありました。今後、米国での活動が、日本国内でも展開していただけるのではとの期待を込めて推薦致しました。

【総評】
 ご推薦があったものに関しては、各選考委員の講評にある通りです。ノミネートされた商品に付きましては、ユーザーの方が、ご自分が使っておられて、他の方にも知って頂きたいとノミネート頂いたもので、それを企業にお伝えできたことは、この賞の地道な成果と思います。これを参考に、試してみようと思われた方も居られるようです。
 また、NPO法人日本サービスドッグ協会の活動に付きましては、この賞の表彰式を行いました同じステージで、活動紹介を行って頂きました。このような活動が、広く認知され、また、ご支援頂けることを心より願います。
 今回受賞されたSUBAU社様の「アイサイト」等の「ぶつからない車」がノミネートされたのは昨年ですが、2013年は、その技術が大きく飛躍した年でした。これはとても嬉しい進歩です。改めて関係者の方々のご尽力に感謝申し上げます。
 推薦のありましたお出掛け情報と関連しますが、受け入れて下さる宿泊施設は増えたものの、お出掛けで最も心配なことは、夏の「熱中症対策」。サービスエリア等でも、基本外の犬達は、年々暑くなる夏のお出掛けは生命の危機との闘いです。車内に残すことが、基本となるのであれば、技術の粋を集めた日本の車、例えば、エンジンを切っても、安全にエアコンが作動するようなシステムに出来ないものでしょうか。
 伴侶動物だけでなく、小さなお子さんや高齢者等、どうしても車内に残していく場合もあります。一抹の不安と共に、エンジンを掛けたまま、或は、年老いた両親の「勿体ないからエンジン切って行きなさい」という言葉にためらいながらもエンジンを切って車を離れるというような経験は、誰もが持っていると思います。
 車は、必需品であると共に、人の生命に大きく関わる存在です。このような視点で、関係企業の皆様が、また、歩みを進めて下さることを、願わずにはいられません。