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第16回 障害物競走に挑戦
●平成12年10月22日(日)(生後207日目)
休日出勤のため、
ねね
は実家で過ごす。ごめんね、ねね。
●平成12年10月28日(土)(生後213日目)
今週はずっと出張で、
ねね
は実家で過ごしたため、全く練習ができなかったため、かな り不安なジュニアクラスである。今日は、お天気が悪いこともあって、車で出かける。 まずは、いつも通りアイコンタクトから。今日は、時間も長くなって、気が散る状況も、これまでは音が一瞬だったのが、ずっと音がするというものになったが、やはり「催促吠え」がでる。吠えてる時は絶対にフードをあげないし、無視しているつもりなのだが、どうも
ねね
自身のテンションが高まると吠えるようであるが、原因をつかめずにいる。とても歯がゆい。アイコンタクトは、さらに高度になり、フードを顔から遠くに離した状況でも、飼い主の顔を見るようにするという練習をする。ご挨拶は、他人の手の匂いをかがせるというところまではできた。少しずつでもいいから進歩していきたいと思う。さて、次に脚側につけ、座れとふせで待つ練習をしたが、待ての号令をかけ、犬の周りを1周回るという時に、私が回ると
ねね
も座ったまま一緒に回るのである。そのしぐさがあまりに可愛くて、笑ってしまったけど、これも宿題だな。今週のさぼりが、そのまま今日はでてしまった。いよいよ7ヶ月になり、そろそろCGCテストの事も頭の隅に入れておかなければならないだろう。気を引きしてめて、がんばるぞ!
●平成12年10月29日(日)(生後214日目)
今日は、ノッツ主催の「りぶ・らぶ・あにまるず」に出かける。あいにく昨日からの雨 でグランドコンディションはかなり悪く、お天気も今ひとつというところある。おかけで、すぐに
ねね
はびしょびしょになる。会場は、見渡す限り純血種だらけである。やはり同じ犬種同士は自然と集まるのか、キャバリアを飼っている方と話しが弾む。そんな中、座れと待てができればOKということだったので、
ねね
と一緒に「障害物競走」に出場することとなった。コースは、先ず5秒間の座れ、次に一緒にトンネルをくぐり、平均台をわたり、最後にもう一度5秒間の座れでゴールというものであった。
ねね
は、こちらが驚くくらい反応が良く、ついついこちらものってしまった!一緒に楽しいとはこういうことも言うのかと新たな気持ちであった。
●平成12年11月3日(土)(生後219日目)
今日のジュニアクラスは、なんと
ねね
だけであった。ということで、
ねね
が苦手なこと を重点的に練習してもらう。先ずは、ごあいさつである。どうしても、人が近づくと立ち上がってしまう。ということで、少しアプローチの方法を変えて、
ねね
が比較的得意なウオーキングをし、注意をこちらに引きつけた状態で、立ち止まって座ったときにあいさつをするというやり方で練習する。これは、上手くいった!ごあいさつは、どうしても、人を見ると嬉しい気持ちが先行してしまう
ねね
にとっては、最大の難関になりそうである。次に、飼い主がいなくなっても、落ち着いて待つという練習である。これは、待ての距離を少しずつ長くし、扉から出て行き、姿を一瞬消すというものである。やはり、姿が消えると、急にそわそわしだして駄目である。これも、難関だなあー。 さて、クラスが終わった後、三宮にランチを食べに行く。今日は、「マザームーンカフェ」のテラスで食事をすることにした。以前、ドッグカフェに行ったときは散々だったので、ちょっと心配であったが、今日は、少しそわそわしたものの、概ねテーブルの下に落ち着いていることができた!一歩前進である。そのあと、東急ハンズのペットグッズ売り場をのぞき、再びのドッグカフェに行く。ここでも、少しそわそわしたものの、以前よりずっと落ち着いていられた!ちょっとだけ自信がついた。
●平成12年11月4日(日)(220日目)
今日は、一日家で過ごす。ゆっくりとお散歩にも行き、久しぶりに、お友達の犬たちと 大騒ぎをして遊ぶ。あっちこっちに連れて行ってはいるけれど、結局のところ、これが
ねね
にとっては、一番楽しいのかなーとふと思った。
●平成12年11月11日(土)(227日目)
今日は、保健所主催の教室に再び参加する。内容は、アイコンタクトや飛びつきをやめ させる、引っ張らずに歩くなど、どれも初歩的なもので、今の
ねね
なら何の問題もなくクリアーできる内容だったのに、どうも今一つ反応が良くない。というより、気が散漫になり、全く集中できなかったのである。教室終了後、先生に、私があせっており、ちゃんとやらなきゃっていう思いが全部
ねね
に伝わって、
ねね
が動揺していると指摘される。確かに、その通りで、最近仕事が忙しく、平日になかなか時間をとって練習をすることができない状態で、8ヶ月になろうとしている今、CGCテストのことが頭をかすめ、あせりと苛立ちがでているのは確かである。でも、それが
ねね
に伝わっていたとは、かなりショックであった。私の思いが
ねね
の負担になっているのであれば、しつけなんて何の意味もない。一緒にいて楽しい、ということをもう一度ちゃんと私自身が考え直さなければいけないなあ。というより、肩の力を抜くべきなのかもしれない。
●平成12年11月12日(日)(228日目)
今日は、神戸の垂水のアジュール舞子で開催された「わんわん大運動会」という犬のイ ベントに参加する。この前のイベントと一緒で、見渡す限り純血種だらけである。さらに、これまた一緒で、キャバリア同士は引き合うのか、自然と集まり話が盛り上がる。周りを見ると、やはり小さなグループがたくさんできていて、イベントそっちのけで、それぞれ盛り上がっている様子であった。その後、マクドナルドのテラス席で休憩し(
ねね
は落ちていたポテトを食べてしまった!)、帰宅する。
●平成12年11月18日(土)(生後234日目)
今日のクラスは、11ヶ月のコーギーと2頭であった。先ずは、ごあいさつ。相変わらずダメ。それでも、ついて歩かせた後座らせると、ちゃんとごあいさつができるのである。先生に、
ねね
はなにかお仕事をしていると集中できますねえ、と笑われる。その後、待ての練習で、座らせて待たせている間に、パズルを仕上げるという、ゲームをする。上手くできた!と思ったら、目が逆さまでやり直し…。自分のあせりに自分でも笑ってしまう。 そして、お茶タイム。だいぶテーブルの下で待てるようになってきた。先生にも、練習しましたね!と誉められる。食事の時も、テーブルの下に、ベットを置き、そこでふせをさせる練習をしてきたのが、良かったのだろうか。 最近、
ねね
が少しずつ変わってきたように思う。大人になってきたのか、人によっては、警戒する仕草が見られるようになってきた。さらに、自分が好きな犬に合うと、私の呼び戻しを聞き入れなくなっている。子犬時代は終わりなのだと実感させられる。いつまでも、天真爛漫で、私にべったりという訳にはいかないのであろう。これからこそが、しつけの本番なのかもしれない。
ねね
のリーダーとして、パートナーとして、しっかりと
ねね
を見ながら、コントロールしていかねばならないのであろう。
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