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ねねの日記〜完結編〜
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第15回 パーティー参加!!
● 平成12年9月30日(土)(生後186日目)
久しぶりの日記である。
ねね
も生後半年を越え、最近は私に対してマウンティングのポーズをとるようにもなり、いつ発情がきてもおかしくない状態である。 そんな中、
ねね
のブリーダーさんを紹介してくれたキッズファームが、「キッズファ ームパーティー」と銘打ち、キッズファームから巣立っていったキャバリアたちの親睦 会を開くということで、私にもお声をかけていただいたので、有り難く参加することにする。場所は、山梨県河口湖と少々遠かったけれど、
ねね
との始めての旅行ということで、緊張しながらも、楽しみであった。 当日は、あいにくの雨…(自称雨女は私である)。午前10時頃車で出発する。車酔いは全く心配していなかったが、案の定すぐにガーガー眠り出す。全く相変わらず大胆な やつである。途中、お昼ご飯を食べるため、パーキングに寄るも、やはりレストランはペット禁止なので入ることができず、屋台で食べ物を買い込み、ベンチで食べることになった。今回の旅行でも、やはり食事が一番のネックとなった。一緒に入れる場所が本当にない!のである。 河口湖までは、名神から中央自動車道を通り、7時間かかった。やはり、
ねね
も私達も少々疲れる。宿には5時過ぎに到着する。 さて、本日の宿であるが、「ペピィ」という動物病院などで配布している季刊誌のホームページで検索し探し当てた「湖(みず)のホテル」という旅館である。6キロまでの犬で、トイレのしつけが出来ていて、部屋以外は犬を抱くというのが宿泊の条件であった。私としては、犬連れだけに限定されがちなペンションなどよりは、犬連れでない人も宿泊している宿にしたいという気持ちがあった。というのは、他人に迷惑をかけず、社会で犬が受け入れられるようなマナーを、ちゃんと
ねね
にも教えておきたかったし、私自身も経験しておきたかったからである。 覚悟していたことではあったが、部屋はかなり古かった。それでも、一般の部屋よりも料金が高いのだから、犬との同伴宿泊は、かなりの付加価値なのだということを強く実感させられた。 部屋に着き、まず、トイレの用意をする。取りあえず宿に入る前にトイレを済ませておいたので、すぐにトイレはしないことが分かっていたので、ねねに部屋を自由に探索させ、その時にトイレの場所を認識させる。
ねね
は、ちょっと緊張気味で、部屋を物色していた。元気ではあるけれど、さすがに疲れが見える。フードもあまり食べなかった。 そうこうしている内に、夕飯になり、宿の方が部屋に食事を運んでくれる。和室で、テーブルが低いので、テーブルに足をのせ、「おねだり」をしないか心配したが、「待て」 の指示を出すと、ちゃんと私の横に座って、おとなしくしていた。えらいぞ! 一番心配していたトイレも、何の問題もなくシートの上でした。素晴らしい!始めてのお泊りも何とか上手くいった。夜は、大いびきをかいて寝ていた。やはり、かなり刺激の多い1日だったのだろうなあ。お疲れさま、ねね!
●平成12年10月1日(日)(生後187日目)
心配していた天気も、曇りながら雨は回避できた。「キッズファームパーティ」は、「ドギーパーク」という犬のテーマパークで行われた。駐車場につくと、キャバリアがわんさと20頭ほど集まっている光景に、まず圧倒された。
ねね
は、ちょっと緊張気味ながらも、あっちこっちのキャバリアにごあいさつをして回る。ここにきて初めて気が付いたのであるが、
ねね
はキャバリアの中でも大きい方のようである。最初に、ブリーダーさんに華奢な子よりもがっちりとした子がいいと言っていたのであるが、その希望にあったキャバリアを選んでくれていたのだと改めて感謝する。 まず、自己紹介で始まる。その後は、ドッグランの中で、自由に遊ばせる。キャバリアという同じ犬種であり、みんな親戚なのだと思うと、自然に会話も弾む。さすがキャバリアだと思ったのは、20頭も集まっていながら、けんかはもちろん必要以上にシャイな子が全くいないということである。みんな、尻尾をふりふり、フレンドリーに、遊んでいるのである。
ねね
は最初は緊張が解けず、私の足元から離れようとはしなかったけれど、少し慣れてくると、みんなに混じって遊んでいた。混じると、どれが
ねね
かわからなくなるのには、少し笑ってしまった。
ねね
のパパと兄弟も来ていた。ローズちゃんという
ねね
の兄弟は本当に
ねね
にそっくりで驚いてしまった。
ねね
のブリーダーさんもいらっしゃっており、
ねね
は最初から愛想が良かったなどと小さい頃の話を聞くと何だかとても嬉かった。 その後、プレゼント交換などを行い、最後に全員で集合写真を撮って、楽しい時間はあっという間に終わってしまった。 今回の旅行は、とても有意義なものであった。初めてのお泊りも、何とかうまくいき、一緒に旅行ができる自信もついた。帰りの車の中では、もちろん爆睡のねねであった。
●平成12年10月7日(土)(生後193日目)
今日は、保健所が主催するしつけ教室に参加する。内容は基本的なもので、おそらく
ねね
は既にマスターできているとは思ったけれど、いつものしつけ方教室と違って、屋外で全く知らない犬がたくさんいるという状況にも慣れさせておきたかったというのが参加の理由である。内容は、全ての基本であるアイコンタクトから始まり、体のすみずみまでさわる、飛びつきをやめさせる、引っ張らないで歩くなど 2時間かけて、ひとつひとつ丁寧に教えていただく。とはいえ、さすがに2時間は犬の集中力が持たないようで、
ねね
も最後の方はダレダレであった。
●平成12年10月14日(土)(生後200日目)
今日は、久々のジュニアクラスである。参加は、
ねね
を入れて2頭とちょっと少なかったが、その分中身の濃いクラスであった。まず、これまでの復習を繰り返す。リラックスから始まり、気の散るような状況でのアイコンタクト、10秒間連続のアイコンタクト、脚側について座ってアイコンタクトとここまでは、結構順調であったが、その後がいけなかった。脚側に座らせて、前から人がやってきて、ご挨拶をして
ねね
を触る、というものである。挨拶までは上手くいくのであるが、人がちょっとでも
ねね
に近づくと、飛びつくのである。ずっと気になってはいたのに、積極的な練習をしてこなかった私がいけないのであるが、思った通りできなかった。ちょっと気を引き締めて練習しようと思う。その後は、ウオーキングの練習で、これまでの約2ヶ月間の練習の成果があって、何とかできた!やはり、日々の積み重ねが、とても大切だということがよくわかった。
●平成12年10月15日(日)(生後201日目)
とうとう始めての発情が来た!覚悟(?)はできていたが、とうとう子犬時代も終わりなのかと思うと淋しいような気がする。当の
ねね
はそんなことは全くお構いなしに、おもちゃと格闘している。まだまだ、行動は子犬なのである。 手術は、11月上旬を予定しているので、これが最初で最後の発情というわけであるが、床や洋服が汚れるのは、やはり困ったことである。
● 平成12年10月16日(月)(生後201日目)
ねね
のおむつを買う。嫌がるかなと思いきや、結構平気である。とはいえ、あまり気持ちの良いものではないだろうから、寝る時だけにつけることにする。 最近は、
ねね
も目覚まし時計の音で起きるため、時計が遅れていた今朝危うく遅刻するところであった。犬の体内時計って、結構正確だと思っていたのだが・・・。
●平成12年10月21日(土)(生後206日目)
しつけ教室の行き帰りの電車のマナーがとても悪かった…。体重も8キロ近くなり、仔 犬の頃から愛用のキャリーもかなり窮屈になっているのと、車内がかなり暑かったのが原因だったのだろうけど、もぞもぞして、じっとおとなしくできない。新しいキャリーも探してはいるのだけれど、なかなかこれ!というのがなくて、延び延びになっていたのだが、そろそろ限界がきたのかもしれない。ジュニアクラスは、今日も2頭だった。いつもの通り、リラックスさせてから、アイコンタクトの練習で、気が散る状況でもちゃんと飼い主を見ることができるかという課題だったが、これは何とかできた。次に、アイコンタクトの時間を10秒間と長くし、同じように気が散る状況(音がする)でもちゃんと飼い主を見ることができるかとものだったが、これも何とかクリアーできた。し、しかし、先週に引き続き、ご挨拶がてんでダメだった。ちょっとでも、他人が近づくと、その人に興味が行き、脚側に座っている姿勢がくずれる。練習しようにも、誰かに協力してもらわなければいけないものなので、なかなか時間をとってできない。って、言い訳だよなー。 その後は、脚側についての待てとウオーキングで、これはバッチリできた。が…課題より問題だったのが、「催促吠え」である。なぜか、しつけ教室の時だけ吠えるのである。普段の散歩や、家ではほとんど出ないのに、ここに来ると「早くごほうびをくれ!」と吠えるのである。原因が今ひとつ分からず、対応にとまどっている。困った。教室が終わった後、天気が良かったので、甲山森林公園に散歩に行く。軽く山道を歩き、
ねね
も一緒になって元気よく走り回っていた。どんぐりをかじったり、ひっつき虫が足の裏にひっつき、痛くて歩けなくなってヒーヒー言ったり、子供達に囲まれて一緒に遊んだりと、なかなか楽しい一時であった。次は、ハイキングに挑戦か?!
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