●平成１２年８月７日（月）（生後１３３日目） 　最近、散歩中に毎回トイレをするようになってきた。散歩は犬の運動の為の時間であって、トイレタイムではないという考えには賛成するが、今まで、家だけでしかしなかったので、遠出をする時に困るのではないかと心配していたこともあり、家のトイレ以外でトイレをするようになったという事は素直に嬉しい。後は、号令をかけてトイレを済ますことができるようになれば、他人に迷惑をかけずに散歩も外出もできるようになり、ベストと言えるのだけれど。

　

	●平成１２年８月９日（水）（生後１３５日目）  　「待て」はまだ言葉の意味が分かっていない様子。「待て」と言われて？と思っている間に「良し」と言われてフードが食べられるといった様子である。どうも、今までの座れやふせのように調子よくいかない。言葉の意味が分かりづらいのか、私の誘導が悪いのか、どうも反応が今一つである。少し気合いをいれていかねば。

　

	平成１２年８月１０日（木）（生後１３５日目） 　仕事で少し遅くなり、暗くなってからのお散歩であった。河川敷は花火をする人がたくさんいて、シューシューと音をたてているが、ねねは全く動じることなく、ケロッとしている。このねねの大胆なところが飼い主としては大いに気に入っている。

　

	●平成１２年８月１１日（金）（生後１３６日目） 　飼い主である私が風邪でダウン。ということで、ねねは実家で過ごさせる。

　

	●平成１２年８月１２日（土）（生後１３７日目） 　体調も何とか回復してきたので、朝ねねを迎えに行く。今日はパピークラスの日だったので、車で向かうも、お盆の渋滞で、間に合わなくなり途中で断念。仕方がないので、かねてからの懸案だった、「ドッグカフェ」に行くことにする。飼い主としては、日頃の成果のみせどころ！と思ったところが、休日で犬が多かったこともあったせいか、そわそわ、ウロウロ、ワンワン…と散々な結果となった。家では出来ていても、それがすぐ外でできる訳がないことくらい分かっていたのだけれど、ちょっと期待した私もどうかしていた。飼い主がテーブルでお茶を飲み、犬が床でおとなしくふせをするという外国でよく見るシーンが実現するには、まだまだ練習が必要のようである。これからも、機会をみつけてこういう所に通うことにしよう。 　午後から、旦那の実家へ向かう。ここでも、やはり散々であった。トイレについては、最近は外でもできるようになっていたので、家に入る前にさせて、家ではトイレシーツを敷いてそこでさせることにするつもりだったのだが、始めての場所ということで、ねねもかなり緊張していたらしく、外でもトイレをしなかったし、家でもそそうをしてしまった。やはり、号令をかけてトイレをさせるというのはぜひとも身につけさせなければならないと、自宅に帰ってからダッシュでトイレに走るねねを見て思った。 　今日は、私の自信がもろくも崩れ去った１日だった。まだまだ…だなあ。最近；家ではある程度のことは出来ていたので、過信しすぎていたようだ。所詮、犬は犬で、犬に人間社会のルールを身につけさせるには、それなりの時間と練習が必要な事を忘れていたような気がする。 　それと、ねねのストレスを考えることなく、１日に新しいことをいくつもさせたのは、飼い主である私のミスであったと思う。反省しよう。

　

	●平成１２年８月１３日（日）（生後１３８日目） 　今日は、１日ゆっくり過ごす。昨日買った馬肉のジャーキーがとてもお気に入りで、本当においしそうに食べる。車の中では、クーラーの吹き出し口に気づいたらしく、その前に顔をあて、至福の顔をする。飼い主が昨日の深―い反省からこれからどうやって練習していこうかと悩んでいるのに気づきもしないで、今日も天真爛漫のねねである。どうせなら、この性格のまま大きくなって欲しいものである。