TOP > 啓蒙普及事業報告 > りぶ・らぶ・あにまるずフェスティバル |
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「Knotsのイベントには雨が付きまとう」という不吉なうわさも、今年で解消できたのではないでしょうか。11月12日は朝からまずまずの天候で、多くのご来場者の方、ワンちゃんたちが会場に遊びに来られ、穏やかな天気の中、一日フェスティバルを楽しんでいらっしゃいました。朝から続々と会場に現れたワンちゃんたちは、飼い主ご家族と共にとても嬉しそうな表情を見せており、普段から家族の一員としてとても愛情深く育てられ、生活を共にしている大切なパートナーとなっていることが見受けられました。
今年度は新たに、人気のある恒例の競技フリスビードッグ、アジリティ、ギグレース(自転車で犬と走る競技)の他、カニクロス(人と犬が一緒に走る競技)とミュージカル・ケーナイン・フリースタイル(人と犬とのダンス競技)も競技に加わり参加エントリー数も増え、ご来場者の方も増え、いつもより賑やかさ、華やかさが増したイベントとなりました。
いつも用品提供のご協力を頂いている堀田株式会社様より、アジリティ競技とミュージカル・ケーナイン・フリースタイル参加者にはワンちゃん用バンダナを、ギグレース競技参加者にはハーネスとライン、そして今回は新たに加わったカニクロス競技には、特別に開発された専用のウェストベルトとハーネスが参加者チーム全員にプレゼントされました。堀田株式会社様はもともと糸屋さんを営んでおられ、組みひもやかつては工事現場で鉄骨を吊るす為に使われるスリング紐などを作っておられましたので、犬具についても強度を重視した高い技術をお持ちです。ギグレース協会様にお借りしたゼッケンも堀田株式会社様からのご提供です。 |
今回は神戸市動物愛護協会の共催で行われ、開会式では、会長である矢田市長婦人より、「このような機会を通じて愛犬との暮らしを楽しみ、生命の大切さ、人と動物のよりよい共生について考えて頂けたらと思います。」との挨拶を頂きました。 |
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また特別協賛のネスレピュリナペットケア株式会社社長のハマー様が愛犬のスイスから来たアイリッシュ・ウルフハウンドのGee Gee(ジージー)ちゃんとラブラドールのHanna(ハンナ)ちゃんの2頭と会場にお見えになられ、ご紹介をしたところ、継続的なご支援に感謝する気持ちからか、会場からは自然に拍手が湧き起こりました。ちなみにアイリッシュ・ウルフハウンドは日本では大変珍しい犬種で、世界一体高の高い犬種です。ハマー様の愛犬は特に大きく立派で、目立っていたので会場でも大人気だったようです。
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開会式の後、フリスビードッグ部門、アジリティ部門、カニクロス・ギグレース部門の各競技会場に分かれていくどの参加チームも意気込みは十分。それぞれの競技説明の後、各競技が始まると、ご家族やお友達の応援や声援に応えるように、ワンちゃんも飼い主さんも一生懸命走ったり、飛んだり・・・中にはマイペースなワンちゃんもいてご愛嬌。 |
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【フリスビードッグ部門】
フリスビードッグ部門では、レトリーブ競技(ボールやオモチャ使用)とビギナー競技(フリスビー使用)が行われました。投げ手(飼い主さん)と受け手(ワンちゃん)のコンビプレーが見ものです。ボールやフリスビーを投げ、それをワンちゃんがくわえて戻り、時間内にどれだけ点数を稼げるかを競います。遠くまで投げて高得点を狙うか、近くでも回数を多くしてワンちゃんがジャンピングキャッチをして技で点を獲るか飼い主さんも考えます。飼い主さんの意向に応え、素晴らしいプレーをするワンちゃんもいれば、飼い主さんの意向を知ってか知らずしてか、競技途中に他に気をとられるワンちゃんや、遊びだすワンちゃんも・・・。
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ビギナー大会、レトリーブ大会を実施。 |
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【アジリティ部門】
アジリティ部門では、初心者(犬)でも参加できる初跳びビギナーと通常ルール(OPDES)のノービス1が、それぞれワンちゃんのサイズによりミニとスタンダードにクラス分けされて行なわれました。 障害物はハードルとトンネルが用意され、ハンドラー(飼い主さん)の指示により、ワンちゃんたちが障害をクリアしていきます。トンネルが気に入ったようで、入ったままなかなか出てこないワンちゃんや、張り切りすぎて逆走してしまうワンちゃんなどユーモラスな場面も見られました。 |
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ノービス1、初跳びビギナーを実施。 |
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【カニクロス部門・ギグレース部門】
ギグレース部門ではカニクロスとギグレースが行われました。今回新たに加わったカニクロスは、飼い主さんとワンちゃんが一緒に100Mを走る競技です。事前予約からこのカニクロス競技には多くの方がエントリー下さり、今後競技人口(犬口?)が増える可能性を感じました。またギグレースは自転車でワンちゃんと一緒に走る競技で、初ギグクラス(50M)と1ドッグサブノービスクラス(100M)に分かれて行われました。犬も人も全力疾走でゴールを目指します。中には勢いがつき過ぎてゴールで止まれなかったり、途中心配そうに振り向きながら、普段走ることのないお父さんを気遣いながら走るワンちゃんもいて、それぞれのチームの個性が現れていて、とても楽しい競技となっていました。 |
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カニクロス、 1−DOG・サブノービスクラス、1−DOG・初ギグクラスを実施。 |
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【ミュージカル・ケーナイン・フリースタイル部門】
ミュージカル・ケーナイン・フリースタイル(人と犬とのダンス)は今までエキシビションとしては、馴染みがある方も多いかと思いますが、今年度は初めて競技としても加わりました。はじめは事前予約があるのかどうかも不安でしたが、ソロ部門で13チームもエントリー下さいました。ミュージカル・ケーナイン・フリースタイル競技は、他の競技が終わってから開始され、この日のために練習を重ねたチームが、それぞれの選んだ音楽に合わせた衣装や振り付けで踊り、華やかさと、息のあったダンスを見せ、周りの観客からは感嘆のため息と、それぞれのチームに大きな拍手が贈られていました。 |
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ミュージカル・ケーナイン・フリースタイル ソロを実施。 |
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全ての競技が終了した後、フリスビードッグ、アジリティ、ミュージカル・ケーナイン・フリースタイルのエキシビションが行なわれました。フリスビードッグでは、1人で複数の犬たちに次々にフリスビーを投げて、持って来させたり、ジュニアで活躍中の女の子が投げたりして、周りからは拍手が起こっていました。アジリティでは、用語解説をしながらのデモンストレーションが行われ、ミュージカル・ケーナイン・フリースタイルでは、ペアによるダンスが披露され、2組の人と犬のペアが、タイミングを合わせながらの踊りを見せて下さいました。 |
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デモンストレーションに続き、じゃんけん大会が行われました。
恒例となっているじゃんけん大会の賞品は、このフェスティバルの為に、毎回企業や会社、お店の方などより善意でご協力頂いているもので、今回も沢山の賞品をご提供して下さいました。それは皆様にこの「ENJOY SPORTS with DOGS」を楽しんで頂き、また『愛犬との生活をより楽しい、心に潤いあるものにしてほしい、もちろん愛犬家として、マナーのよい飼い主さんの見本になるよう心がけて欲しい』との願いが込められています。じゃんけん大会にご参加され、見事賞品を手に入れた皆様は改めて、そんな願いが込められた賞品を眺めてみて下さい。おしくも今回は逃した皆様も次回はぜひ、このような願いが込められた賞品を目指し、トライして頂けたらと思います。 |
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ご提供賞品 |
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「じゃんけん大会」 |
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じゃんけん大会の後での表彰式では、各競技の上位3位までが愛犬と共に表彰台の上に登られ、それぞれに表彰状と賞品が贈られました。各競技の優勝チームには、神戸市動物愛護協会様より優勝盾が贈られました。また入賞3位までのチームには、本事業に特別協賛して下さっているネスレピュリナペットケア株式会社様より、プロプランのドッグフード9kgの大袋がプレゼントされました。入賞したチームの飼い主さんもご自分のワンちゃんのことをとても誇らしく感じたことでしょう。日暮れが迫り、夕日を背に受けながらワンちゃんもとても嬉しそうにポーズを決めてくれていました。
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素晴らしいご活躍、おめでとうございました!! |
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フリスビードッグ部門
レトリーブ大会 受賞者 |
フリスビードッグ部門
ビギナー大会 受賞者 |
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アジリティ部門
初跳びビギナー
ミニクラス 受賞者 |
アジリティ部門
初跳びビギナー
スタンダードクラス 受賞者 |
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アジリティ部門
ノービス1
ミニクラス 受賞者 |
アジリティ部門
ノービス1
スタンダードクラス受賞者 |
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ギグレース部門
1−DOG初ギグクラス
受賞者 |
ギグレース部門
1−DOGサブノービスクラス
受賞者 |
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カニクロス部門
受賞者 |
ミュージカル・ケーナイン
・フリースタイル部門
ソロ
受賞者 |
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入賞3位までのチームには、ネスレピュリナペットケア株式会社様より、
プロプランのドッグフード9kgの大袋がプレゼントされました。 |
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ミュージカル・ケーナイン
・フリースタイル部門
審査員特別賞 |
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大会中は、大屋根の下では出店が並び、犬用グッズや、食べ物屋さんも大変な賑わいを見せていました。またネスレピュリナペットケア株式会社によるドッグフードの商品サンプルのプレゼントもあり、プロプランの小袋250袋とアンケート用紙にお答えした方には1kgのプロプランが120袋用意されていましたが、あっという間になくなってしまったとか。プロカメラマンによる撮影もあり、生き生きとした愛犬の表情をとらえた写真が飾られたテントには、飼い主さんが愛犬の写真を一生懸命探しておられました。そしてラッキーなモデルとして選ばれたワンちゃんの写真は、表彰式のときにサプライズプレゼントとして、額に入れられて飼い主さんに贈られ、驚きと共に受け取った飼い主さんは、とても喜んでいらっしゃいました。また、「よみうりペット」関係者がイベントの様子などを取材に来られていて、インタビューされたご来場者の方もいらっしゃったのではないでしょうか。このフェスティバルも年々大きくなっているようです。
りぶ・らぶ・あにまるずフェスティバル 「ENJOY SPORTS with DOGS」の開催も今年で6回目を迎えるこができました。毎年多くの皆様に、ワンちゃんと共にこのフェスティバルに遊びに来て頂いておりますが、今年はさらに多くの人々、ワンちゃん達にご来場頂けました。遠方より来られた方々も多く、回を重ねる度に、このようにご来場して下さる方が増えていることは主催側としても、とても有難くまた励みになっております。またこのイベントは来場者の方も一体となって、皆でつくり上げるイベントだと思っておりますので、来年も皆様の楽しいご参加をお待ち致しております。
皆様の応援とご協力なくしては、この事業は成り立ちません。
皆様、今後ともKnotsを応援して下さいね。 |
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Special Thanks
ボランティアスタッフの皆様
神戸動植物環境専門学校学生スタッフの皆さん
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