今まで、何気なくビニール袋に入れてゴミ箱に捨てていませんでしたか。 愛犬のウンチの処理を具体的に考えたことはありますか。 犬に関わる苦情の中で、一番良く耳にするのは、何と言っても糞尿問題です。 糞尿問題を少しでも減らすため、家にウンチを持ち帰ってもらう様、アドバイス等を行っていますが、ゴミ?となるウンチを如何に環境にやさしく人に迷惑を掛けないように還元していかなければならないのかも考える必要がある時期に来た様に思います。 厚生労働省の統計発表によると、平成13年度の犬の登録数は5.939.595頭もおり、未登録の犬を足すと約1.000万頭近くになると言われています。それだけの犬たちが毎日排出するウンチの量は大変な量となります。 「愛犬のウンチは家に持って帰りましょう。」とパンフレット等には書かれておりますが、 その後の処理についてはふれられておらず、各家庭での判断に委ねられおそらく燃えるゴミで捨てられている事でしょう。 そこで、まず兵庫県下の各市では犬のウンチの処理についてどの様な見解をお持ちなのか、各市のゴミ処理関係の課及び動物業務に携わる課に電話聞き取り等にて調べてみる事にしました。聞き取り結果は以下の通りです。
◎ 堆肥化に必要なもの わら・EM液・カルキ抜き・ぬか・シャベル・スコップ・バケツなど ◎ ウンチの堆肥化の方法 ウンチは、なるべくトングやシャベルを使って、お庭に30p以上掘った穴に以下の要領で埋めて下さい。紙やナイロン袋を使って拾った場合は、ウンチのみを穴に入れ、紙等は燃えるゴミで捨てて下さい。 .以上、これを繰り返します。