TOP > 啓蒙普及事業 > DogRun >
|
|
催 事 名 |
ポートアイランド大お花畑 花みなと・KOBE
『ドッグラン21 - The First Run
in KOBE』
|
趣 旨 |
「花」で象徴された都市と自然と人との共生という「花みなと・KOBE」の趣旨を受け、人と共に暮らす最も身近な自然である犬達との共生について考え、人と動物が共生できる魅力的なまちづくりへの端緒とする。
|
目 的 |
人と犬、人と人、犬と犬の交流。動物愛護精神と適正飼養意識の醸成。
花や動物といった自然に囲まれる素晴らしさを実感して頂く。
|
開催期間 |
2001年3月24日(土)〜5月6日(日) 計44日間
開場時間: 10:30 〜16:00 (雨天の場合は、クローズ)
・雨天による終日クローズ 6日間 (3/25, 3/29, 4/12, 4/21, 4/25, 5/2)
・部分クローズ 4日間 (3/28 12:00-16:00, 4/3 12:00-16:00, 4/24
10:30-14:00, 4/29 13:30-16:00)
|
会 場 |
ポートアイランド大お花畑 花みなと・KOBE ドッグラン21会場
(広さ: 85m×92m)
|
主 催 |
ドッグラン21実行委員会
|
協 力 |
フリスキー株式会社
|
運 営 |
特定非営利活動法人 Knots
|
|
|
状況報告
晴天に恵まれ、多数の入場者がありました。
利用された方は、犬を飼っている人、飼っていない人に関わらず、皆楽しそうで長時間滞在されました。事故もなく、終了する事が出来て大変良かったと思います。
これについては、トレーナーの力が大きく、リコールテストを通じて、飼主と犬との関係を判断し、また、相性テストを通じて犬同士の関係を判断出来たため、楽しいランにする環境が整えられたと思います。利用者にもプロのトレーナーがいることが安心感につながり、飼主さんがリラックス出来たことが、好結果につながったと思います。
リピーターの方も徐々に増え、相性テスト等を通じて飼主さんが犬同士の付き合い方の誘導を理解するようになり、散歩でも苦労しなくなったり、また、自分の犬が変わりました、との意見が寄せられ、ドッグランがなくなったらどこへ行けばいいのでしょうとおっしゃって下さり、惜しまれて終了いたしました。
また、犬を同伴していない見学者の方も多く、中には生後3ヶ月の赤ちゃんや刺激になるからという理由で痴呆症の方、また、体の不自由な方も来場されました。犬を飼っている、いないに関わらず、様々な世代の方々と犬達がゆったりとした時間を過ごす事の出来る施設になり得るとの実感を得ました。
|
入場条件として鑑札及び狂犬病予防注射済み票の犬への装着を義務付けたところ、日頃から装着されていない方が沢山いらっしゃることが判明致しました。装着しておらず帰られた方も次回は着けて来られ、入場されていました。また、ドッグランに入場されるために新たに登録をした方もいらっしゃいました。来場者の約半数が入場できない事態となったため、実物を携帯していなくても番号が判明すれば入場可としましたが、それでも毎日1/3程度は入場が出来ませんでした。しかし、法律である以上、厳密に運営すべきであり、また、狂犬病予防法の啓蒙普及としては大変有効でした。狂犬病予防法を遵守することは勿論ですが、兵庫県では収容犬(成犬)の収容数が3997頭(平成11年度)うち返還が415頭です。つまりは、3,582頭が帰れなかったことになります。基本的には、収容されて3日間しか「猶予」はありません。鑑札や狂犬病予防注射済み票があれば飼主さんの元に帰ることが出来ます。今一度、大切な家族を守るための一つの方法として、装着するようにしましょう。
|
場内の糞尿の処理及び消毒
・木酢液の散布 |
期間中2回
|
|
・消毒(パコマ希釈液) |
器具のみに使用
|
|
・尿の処理 |
EM希釈液をジョウロに入れ、飼主の方に尿後にかけて頂くようにしました。尿臭は全くせず大変有効でした。
|
・糞の処理 |
持ち帰り、及び堆肥化
堆肥化には比較的多数のご協力を頂き、EM希釈液、わら、糠を利用して行いました。
ちなみに当初埋めた部分は、綺麗に分解し、土質にも変化が見られました。
ご協力頂きましてありがとうございました。堆肥化は成功し見事に土になっていました。
|
|
|
見学者対応について
予想よりも希望者が多かったため、土日に関してはスタッフ犬を用意し、さわり方等を指導するように対応。大変、好評でした。やはりアニマルセラピーとはこういうことだと実感された方も多く、幸せそうな犬を見ているだけで、あるいは一緒にいるだけで、良いのだと言う意見が多くありました。また、小さな子供さんに親御さんと一緒に動物とのふれあいを体験して頂くことが出来たことで、家庭の事情で飼えない方にとっても貴重な体験となったとの事です。また、ふれあいの指導を行うにあたり、犬のことをわかる専門の人が傍についていることが大変安心感につながったようです。
|
今後について
44日間を通じて感じましたのは、専門家がバックアップする体制をきちんと組めば、ドッグランは、「飼っている人は勿論、飼っていない人のためにもなる」という目的は十分に達成できる施設であるということです。まさに、人と人、人と犬、犬と犬が交流する施設でした。利用した方達が本当に幸せそうな表情で出て来られる姿は、本当に予想以上でした。見学者のリピーターも多くいました。
日本の全世帯の30%が何らかのペットを飼い、特に近畿圏のような都市化が進行する環境の中では、社会的使命を持ってむしろ積極的に求められるべき施設かも知れません。
ドッグランを利用後に出て来られる人達(飼っている、いないに関わらず)、犬達の表情が最も雄弁にその必要性を語っていたと思います。
青少年の教育及び高齢者福祉においても動物との共生が重視される中、人と動物の共生のある種の拠点施設として関係団体が協力し、より良い運営方法を模索できるように思います。常設であれば、本当に様々な可能性があると考えられます。
|
|
こんなに、沢山のメディアの方が関心を持って取り上げて下さいました。
ありがとうございました。
|
告 知
|
一般雑誌 |
日経WOMAN4月号
/ 日経ホーム出版 |
動物関係雑誌等 |
愛犬ジャーナル2月号・4月号 / 新ジャーナル社
動物情報誌きずなNo.41/動物情報紙きずな事務局
愛犬チャンプ4月号・5月号 / (株)芸文社
ドッグワールド4月号 / 成美堂出版(株)
ドッグファミリーVol.5 / (株)ネコ・パブリッシング
d/j ドッグジャーナルNo.01 / (有)ディンク
猫吉犬吉(近畿版)Vol.7 / (株)和歌山リード
P-Well通信 No.38 / (株)エトレ
にゅーす ワンちゃんパラダイス 春号 / 産経新聞メディックス
ペット産業情報新聞 ペット&Life / 産業情報新聞社
miniature DACHS/えい出版社
|
テ レ ビ |
「J!パラダイス神戸・芦屋」
放映日: 3/15〜3/31 / J-COM神戸・芦屋
|
取 材
|
タウン誌 |
讀賣ファミリー3/28 / (株) 讀賣情報開発大阪
|
新 聞 |
日経新聞(夕刊) 3/16
神戸新聞(朝刊) 4/1
讀賣新聞(朝刊) 5/1 全国版
|
テ レ ビ |
「とっておき関西お昼前」
放映日: 4/24 / NHK神戸放送局
「夕方5時です。とっておき関西」 放映日:5/1
スタジオ出演 / NHK神戸放送局
「ケーブルニュース」 放映日:4/10〜4/12 / OCCN
|
ラ ジ オ |
「関西ラジオワイド」
放送日: 5/1 生放送出演 / NHK第一放送
「にしのみやコミュニティ倶楽部」 放映日: 5/11
生放送出演 / さくらFM |
こちらで確認がとれたものを掲載しております。万一未掲載のものがあればinfo@knots.or.jpまで、お知らせください。 |
|
|
開催期間中の行事
様々な行事がおこなわれ、皆さんに楽しんでいただきました。
|
|
ドッグラン21参考資料
● 使用規定 ● 同意書
|
|