担当部署:
協力団体:
運営協力:
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兵庫県健康生活部福祉局障害者支援課・健康局生活衛生課
社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団
総合リハビリテーションセンター
社会福祉法人 兵庫盲導犬協会 総合訓練センター
社会福祉法人 全国介助犬協会
社会福祉法人 日本聴導犬協会
NPO法人Knots
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日時及び場所: |
開会式
2006年10月14日 (土) 10:00より
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
身体障害者補助犬紹介ブース出店
2006年10月15日(日)、16日(月) 終日
神戸総合運動公園 特設『ふれあい広場』
身体障害者補助犬デモンストレーション
2006年10月15日(日) 11:00〜11:30
神戸総合運動公園 特設『ふれあい広場』ステージ |
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秋晴れのさわやかな体育日和に『第6回全国障害者スポーツ大会 のじぎく兵庫大会』が幕を開けました。2006年10月14日(土)から16日(月)までの3日間、全国各都道府県及び政令指定都市から集まった多くの選手達が、日頃の練習の成果を発揮すべく様々な競技が開催されました。
NPO法人Knotsは、この度、14日身体障害者補助犬との開会式選手入場行進、15日身体障害者補助犬のデモンストレーション、15、16日両日には兵庫県健康生活部福祉局障害者支援課ならびに健康局生活衛生課による身体障害者補助犬をPRするブースの運営協力を致しました。 |
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14日 身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬)が選手と一緒に入場行進
全国障害者スポーツ大会開会式に身体障害者補助犬も選手入場行進の際に参加することが決定したのは6月、今回は開催地が兵庫県ということもあり、兵庫県に在住するユーザー様にご協力をお願いする運びとなりました。
そこで、身体障害者補助犬法に基づく認定を受けている盲導犬フランク(社会福祉法人 兵庫盲導犬協会 総合訓練センター)と金田様、介助犬エルモ(社会福祉法人 全国介助犬協会)と木村様にご協力を得て、障害者スポーツ大会で初めて選手団を先導する形で入場行進し、身体障害者補助犬について知っていただく機会を持つことが出来ました。
→ 入場行進の様子 「選手団入場行進」部分
(のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会競技映像中継サイト内)
開会式典は午前10時より神戸市須磨区の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催。当日は皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、2匹の身体障害者補助犬達はその勤めを立派に果たしました。 入場行進後は緊張感もほぐれ、開会式の様子をご覧になられたり、はばタンマーク入りのお弁当を食べながら歓談いたしました。 |
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15日 身体障害者補助犬のデモンストレーション(ステージ)
この障害者スポーツ大会が開催されている期間中、 神戸総合運動公園の特設『ふれあい広場』が設置され、障害に対する理解を深めたり、全国の選手団や市民が温かく交流する場として設置されており、ステージも用意されていました。
そのステージでは地元の幼稚園児によるはばタンダンスや音楽グループによるコンサート、市民グループの発表会などプログラムが3日間に渡って開催されており、兵庫県健康生活部福祉局障害者支援課ならびに健康局生活衛生課も、このステージで身体障害者補助犬のデモンストレーションを行いました。
社会福祉法人 兵庫盲導犬協会 総合訓練センターの渡辺様と吉川様、デモンストレーション犬ノエルちゃんと、社会福祉法人 全国介助犬協会の水上トレーナーと木村様、エルモちゃんに15分ずつという短い時間ではありましたが、それぞれの犬達がどの様な目的で育成されるのか、育成する際にはどのような訓練が行われるのかなど実演を交えて分かりやすく説明をして下さいました。実演の際には『わ〜っ』っと沢山の拍手を受けたり、うんうんと頷かれる市民の姿が印象的でした。
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盲導犬デモンストレーション
(社会福祉法人 兵庫盲導犬協会 総合訓練センター)
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介助犬デモンストレーション
(協力:社会福祉法人 全国介助犬協会)
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また今回はお時間の関係で身体障害者補助犬の中の盲導犬・介助犬のデモンストレーションでしたが、補助犬には盲導犬・介助犬・聴導犬の3種類があることを伝え、またそれぞれの犬達が特別な訓練を受け、障害者の自立と社会参加の促進のために身体障害者補助犬法で色々と決められていることが説明されました。
日曜日という事もあり家族連れも多く、障害のある方もない方も一緒に補助犬について考えて頂ける場になったことでしょう。 |
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15日、16日 ブースにて身体障害者補助犬(法)についてご紹介
同じく神戸総合運動公園の特設『ふれあい広場』では、福祉施設・作業所の方々による出店、スポーツ用品・はばタングッズの販売や県・市の観光コーナーなどの出店ブースが数多く並び、兵庫県健康生活部福祉局障害者支援課ならびに健康局生活衛生課も、身体障害者補助犬を紹介するブースを設置しました。当日は身体障害者補助犬を認定する指定法人である社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 総合リハビリテーションセンターの方もお越し下さり、補助犬とはどのような犬たちなのか?身体障害者補助犬法とは?補助犬を利用したい方のために兵庫県の補助犬制度はどうなのか?などがわかるパネル・資料を展示、またビデオ放映を通じて、一人でも多くの方に補助犬について興味を持ち関心を高めてもらえるようPRしました。ブース内には身体障害者補助犬相談コーナーもご用意し、認定に係わる獣医師の先生にも待機して頂き、補助犬を今後利用したいと考えていらっしゃる方などの相談に対応致しました。
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また15日は、社会福祉法人 兵庫盲導犬協会 総合訓練センターの渡辺様と吉川様、デモンストレーション犬ノエルちゃん、社会福祉法人 全国介助犬協会の水上トレーナーと木村様、エルモちゃん、そして16日は長野県より社会福祉法人 日本聴導犬協会の有馬様、矢澤様と櫛田様と聴導犬しろちゃんとまつちゃんが補助犬紹介ブースに来てくださり、ご来場者の方々とお話をされ、交流を深め、身体障害者補助犬に対する理解を促されていました。
また3種類の補助犬を紹介するパネル展示にもご協力を頂き、活動内容が分かるパンフレット等も配布しました。 |
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盲導犬
(社会福祉法人 兵庫盲導犬協会
総合訓練センター) |
介助犬
(社会福祉法人 全国介助犬協会) |
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聴導犬
(社会福祉法人 日本聴導犬協会)
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3日間を通して、身体障害者補助犬を知って頂ける良い機会であったと思います。
そして実際に補助犬が必要な方やご興味を持った方々がもっと気軽に相談できたり、補助犬の情報を正確に知って頂いたりするためにはどうしたら良いか考えさせられました。
今後の補助犬の普及や、障害者の自立・社会参加がより良く促進される社会を願ってやみません。 |