セミナーを始めるにあたり、兵庫県動物愛護センター所長の菊地様よりご挨拶があり、センターの役割や今回のセミナーの目的などをお話されました。 |
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オリエンテーション
今回お世話になるスタッフ及びグループリーダーの紹介の後、各班でも自己紹介をしました。その後、紙すきを行う前に、班毎に12枚の工程カードを用いて工程の順番を考えてみました。
最初と最後は簡単に分かるのですが、何しろウンチから紙を作るのは初めての事なので、どの班も悩んで意見を交換しあいながらカードを並べていました。
後に解答ビデオを見ながら自分達の並べた順番と照らし合わせ、実際にぞうのウンチを使用して作ってみる事になりました。 |
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紙すき工程 1
ホールから外に出て、実際に紙すきをする前の下準備を体験してみました。
紙すき名人とアシスタントがやり方の見本を見せてくれ、それに従い各班でもグループリーダーを筆頭にみんなでウンチを洗ったり、消毒したり、すすぎをしたりと工程カードに沿って作業を進めていきました。
最初ぞうのウンチを見て少し抵抗のあったお友達も、ここでしっかりと作業をするときれいな紙が出来上がると聞き、どの班も丁寧に洗い流す作業に力が入ってきました。
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クイズラリー
昼食後、クイズラリーを回って、ウンチの秘密を探ることにしました。
誰のウンチ?なぜ違うの?
動物によってウンチの形や色など様々な特徴があります。
それは各動物が持っている消化管の違いや食性などが要因していることが分りました。
また、今日の紙すきに何故ぞうのウンチを利用したかについてもお話がありました。 |
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ウンチは役立つ?
様々な国では、色々な動物のウンチが、化粧品や家壁、燃料など人々の生活の中で活用されていることが分りました。
またペットのウンチについても話があり、いくら役立つからと言っても公衆の場でのウンチの放置はやってはいけないことを教えてもらいました。 |
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ウンチはまわる?命をつなぐ?
私達が食している野菜や果物を育てるために、動物のウンチが肥料(鶏糞、牛糞など)として利用されています。ウンチには次の命をつなぐパワーがあることが分りました。動物愛護センターで栽培中のすいかも大きく育っていました。 |
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ウンチは燃える?
最後に本当にウンチは燃料として活用できるのかうんちを燃やしてみることにしました。
乾燥したぞうやミニホースのウンチをコンロに入れ火をつけたところ、煙を上げて燃えはじめました。
動物のウンチを燃料として利用している国もあり、私達もその火でお茶(麦茶)を沸かし皆で麦茶を頂きました。 |
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紙すき工程2
午後からは各班にわかれて、実際に紙をすく作業に入りました。
名人から見本を見せてもらいましたが、最初はなかなか上手くすけなくて何度もやり直し。でも2枚目には要領をつかみ楽しそうに取り組んでいました。紙をすいた後、電子レンジで乾かし、アイロンで仕上げたら紙の出来上がり。
出来た紙に、ウンチを提供してくれた姫路市立動物園のぞうの姫子ちゃんにお礼のお手紙を書きました。 |
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最後に・・
お手紙を書く作業の後、『こいぬのうんち』という絵本の朗読がありました。
そして、一見私達の生活に関係のないところで、ウンチに限らず実はとても役に立っているものが沢山あり、それに少し目を向けてみましょうとお話がありました。
最後に子どもたち一人一人に『紙すき名人認定証』とお土産、本日の資料を渡しセミナーが終了しました。
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ウンチギャラリーコーナー
セミナーの別資料コーナーとして姫路科学館のご協力により、様々な動物の写真とウンチ標本を展示しました。
普段あまり目にすることのない、マングースやアマミノクロウサギ、ハブ、アリジコク、ホワイトライオンなどのウンチにもみんな興味しんしん。食べ物の色によってウンチの色も変わる見本として4色のカタツムリのウンチも展示されていました。
お子様だけではなく、保護者の方々も身を乗りだし、一つ一つ丁寧にご覧になられていました。
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