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3月16日(日)に大阪産業創造館にて、日本セラピードッグネットワーク設立総会が開催されました。日本セラピードッグネットワークは、セラピードッグの推進とその社会活動の情報の交流、及び動物福祉に関する情報の交流を目的に設立された団体です。
Knotsは、上記団体設立の際の呼びかけ人の一人であり、今回設立に伴い団体会員としてご参加させて頂くことになりました。 |
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式次第は下記の通りです。 |
1. |
日本セラピードッグネットワーク設立の経過報告 弁護士 植田 勝博氏 |
2. |
日本セラピードッグネットワーク代表挨拶 東大教授 林 良博氏
同代表 ペット政策研究所代表 吉田眞澄氏 |
3. |
基調講演「セラピードッグの今日的意義」 東大教授 林 良博氏 |
4. |
記念シンポジウム「日本セラピードッグネットワークの役割と課題」 |
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コーディネーター
パネラー |
吉田 眞澄氏
林 良博氏
山口 千津子氏 ((社)日本動物福祉協会 獣医師)
岡部 千鶴氏 (Shine Foot 代表)
植田 勝博氏 |
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パネルディスカッションでは、パネラーの皆様がそれぞれのお立場から、今後のセラピードッグの在り方についてお話をされました。単に動物を人に便利な道具とはしないこと、動物の福祉は大切なこととパネラーからも発言がありました。今後も使役される動物の福祉とともに動物に代わる用具の開発についても検討が重ねられることが必要だと考えられます。
質疑応答では、セラピードッグを療法犬としなかったのは、未だ、日本では、そういった認識が確立されていないこと、アニマル・アシステッド・アクティビティとの混同については、今後そういった認識も共に考えていきたいところから、敢えて、一般に良く知られたセラピードッグの名称を使用したとの説明がありました。
また、補助犬のカテゴリーに入るかどうかについては、使用者(患者)が直接使用する補助犬とは、介在者が存在するセラピードッグは、自ずと違ってくるという認識が示されました。また、例え補助犬であっても、受け入れの進む都市とは事情が異なる地方においても、情報が簡便に手に出来る仕組みが欲しいとの要望がありました。
セラピードッグについては、まだまだこれから取り組む課題も多く、その解決の場として活用されていけば大変意義深いものとなると感じました。今後、セラピードッグについての情報交流を通してより多くの方に理解を深めて頂くこと、また、日本セラピードッグネットワークへの沢山の方のご参加を呼びかけて閉会となりました。 |
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尚、日本セラピードッグネットワークでは、会員の募集をしておられます。 |
個人会員 |
(年会費2,000円)セラピードッグや動物福祉に関係し、関心があり、本会の目的を理解する人。 |
団体会員 |
(年会費4,000円)セラピードッグや動物福祉に関心があり、本会の目的に賛同する諸団体。 |
維持会員 |
(年会費10,000円以上)本会の活動を理解する団体及び個人 |
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ご入会、お問い合わせについては下記連絡先までお願い致します。
日本セラピードッグネットワーク
URL: http://www4.ocn.ne.jp/~serado/
〒530-0047 大阪市北区西天満6丁目7番4号 大阪弁護士ビル4階
日本セラピードッグネットワーク事務局
植田勝博法律事務所 弁護士 植田 勝博
TEL:06-6362-8177
FAX:06-6362-8178 |
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