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 第2回   犬育ても楽じゃない!!

 

● 平成12年5月30日(生後63日目) 晴れ
 
 今日は、仕事をお休みする。朝6時に起床。実家に向かう。ねねは既に食事を終え、遊んでいた。一緒におもちゃで遊んだ後、眠ったので、一旦家に帰る。
 9時頃再び実家にいく。今日から、クリッカーで座れの練習を始める。ねねの1日は、食べて、寝て、遊んで、寝ての繰り返し。昼から、抱っこして、少し散歩する。小学生の団体に囲まれ、みんなになでてもらう。『焼き肉の耳や!』なんて言われてた。ねねを見てると、天真爛漫というのは、こういう事だと思った。

 

平成12年5月31日(生後64日目) 曇りのち雨
  今日から仕事に行くことにする。朝6時に起床。眠い…。餌がまだだったので、フードを食べさせ、ひとしきり遊ぶ。
7時前に、ねねに別れを言い、家に戻る。仕事が終わって実家にたどり着くと、ねねはすっごく喜んで迎えてくれた!寝不足のせいか、頭痛がひどい。

 

平成12年6月1日(生後65日目) 曇り
 いつもの通り、朝ごはんを食べさせ、遊んでやる。朝4時には起きて、鳴き出すらしい。大きくなるにつれなくなるかなあ?そろそろ、環境にも慣れ、興奮するとワンワン鳴き出し、歯止めがきかなくなるようだ。今日は、仰向けにして、押さえつけてみたが、かえって反抗するようなので、これからは、無視することにしよう。
クリッカートレーニングは順調。明日から号令の後付をやってみよう!

 

平成12年6月2日(生後66日目) 晴れ
  寝坊をした。さすがに毎日6時起きはつらい。ということで、朝の訪問はなし。その代わりといっては何だが、職場をダッシュで飛び出し、ねねのところへ向かう。今日は、兄と姪っ子のあやちゃんが実家にご飯を食べにきたので、ねねとの初対面となる。あやはねねを見るなり『可愛い!!』と叫んで、喜んでいた。小さい子供との接触も
必要な社会化なので、ねねにとっても良いことである。
 さて、今日始めて家に連れて帰ることになる。が、キャリーバックに入ろうとしない!無理矢理押し込んでもすぐにでようとする。ちょっとしたすきに押し込め、肩にバックをかけ、自転車で走り出す。ねねは始めての経験なので、バックの中でじっとしていた。しめしめ!自転車を降りたらバックから出ようとするんじゃないかとドキドキしたが、
驚くなかれバックの中でじっとしていた!えらい!
 家に着き、バックから出してやると、家の中を探検し始める。特におどおどしている様子もなく、始めて実家に来たときにように、けろっとしている。この順応性というか大胆なところは持って生まれた性格なんだろうなー。
 そうこうしている内に、旦那が帰宅。しっぽを振ってお迎えしている様子に喜んでいる。我が家で迎える始めての夜。サークルに入れると出してくれ!と騒ぎ出すので、横に添い寝をしてそのまま寝てしまう。布団にゆっくり寝られるようになる日はいつの事だろう。

 

平成12年6月3日(土)(生後67日目) 晴れ
 朝は5時にキュウンと鳴いたので、少し遊んで、6時半頃ご飯を食べ、そのまま二人してまた寝てしまった。今日は、始めて獣医さんに行く。獣医さんは『ジャスパー動物病院』である。旦那に車を運転してもらい、助手席の下にバックを置く。ちょうど眠りに入った頃だったので、そのままぐっすり眠ってしまった。
 さて、ジャスパー動物病院は結構込んでいた。1頭1頭丁寧に話しをしながらの診察のようで、結構待たされる。ねねはずっと眠っていた。いよいよ私の番が来て、フィラリアの薬と耳の洗浄液をもらうことになる。
 昼から、朝の疲れがでたのか、ねね共々ぐっすりと熟睡してしまう。そのつけが夜に出て、いつまでたっても寝てくれず、こっちは眠いのに、遊びに誘われて、かなりつらかった。犬育ても楽じゃない!

 

平成12年6月4日(日)(生後68日目) 晴れ
 今日も5時起き。3時頃まで添い寝をしていて、3時から5時まで布団で寝ただけ。そのうちぶっ倒れるんじゃないだろうか。午前中は掃除をする。ねねは掃除機の音も平気である。しかし、トイレが難題である。サークルの中のトイレはサークルの中もしくは近くにいればするけれど、ちょっと自由にさせると他の場所でしてしまう。今日は布団の上でそそうをしてしまった。布団にあげるのはやはり良くないので、これからはやめさせよう。現在、トイレをするのは、リビングのテレビの前と、コンピューターのある部屋のステレオの前。これはほぼ固定している。
 どうしたら、サークルの中のトイレだけにするようになるのだろうか。少し憂うつである。
 昼から、買い物に出かけるため、実家にねねをあずける。家が2つという環境をねねはどうやって理解しているのか?ねねなりに理解しているのだろうけど。
 夜は外食に行くので、そのままねねをあずける。久々にゆっくりと眠れそうだ!
 
 
子犬の時から、歯磨きに慣れさせるのも大切