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2014.05.02

ICAC KOBE 2014 ポスターセッション 01

ICAC キャラクターロゴ 2014 名前無し

「動物保護:男性の選択」
弱者を尊重し、守り、思いやる男の子の教育
動物、子ども、女性は日々、無神経な男らしさの被害者である

 

パリ―ノ・アレッシア氏Alessia Parrino -2
パドゥア大学

 

 

 

 

 

 

 

私は動物虐待と人間間の暴力との重大なつながりについて卒業論文のテーマにしてきたが、それを通じて私の国、イタリアで、人間そして人間以外のあらゆる命を守ることの大切さを子どもたちに気付かせるための新しい教育を開発したいと望んでいる。犠牲となる動物たちは、「社会的弱者」と呼ばれる女性や子どもと同じ立場にある。

暴力の加害者の多くは、弱者をいじめることで自分の強さを主張している。イタリアではここ数年、「婦女暴行事件」が数多く発生し、イタリア社会は子どもや10代の若者たちへの性教育の影響を無視し続けることはもはやできない。

暴力男には未来はなく、過去の存在にならなくてはならない。我々は新しい手本となるタイプの男性が必要で、それを育てるためには、次世代の男子や女子に教育をする必要がある。

多くの糸口が私に直観を与える。もし暴力の連鎖を断ち切りたいなら、我々は新しいモデル{手本}を紹介しなければならない。従来の男性の持つ男らしさは、他の命あるものたちへの共感を見せることを避け、このような姿勢が暴力を促進させてきた。

 

暴力的な人は自分より弱い立場の者全てに対して暴力的である。暴力というものは強さではなく、暴力は習慣であり、習慣である限り教育者をもってその根源を変え、保護VSうそ・言い逃れ、ケアVSダメージ、真の男VS暴力男など社会の中での価値観を改善していく必要がある。

 

研究の中で私の予測通り、社会的に理想とする真の強い男性像、弱者に対して思いやりを持ち、道徳的に弱者を守る、そしてさらに動物もしかり、弱い命のために戦う心構えのある男性、を作り上げ、共有する必要性がある。

もし我々の子どもたちが動物を殺したりいじめたりすることが面白い、または自分には関係ないことだと思いながら成長するとしたら、他人への暴力問題も深刻なものになる。

このこととその他にもたくさんのモチベーションを持って私は、社会で認識されている男性像と、動物、子ども、女性への虐待との関係について研究している。

私の最初のデータからそれらには関係があるということが確定しており、男子を「優しい男性」になるよう教育し、女子には「優しい男性」をパートナーに望むように教育する必要があることを証明している。

この理想の男性像の実現に向けて、子どもの時期から教育を始めなければならない。それがこの新しい種類の「男性」の社会的認知につながるのである。