Dr.Ian Dunbarセミナー&ワークショップ2012 報告 (Knots協力事業)

■Dr.Ian Dunbarセミナー&ワークショップ2012

開催日:2012.5.21(月)~5.27(日) 
会場:5月21日(月)~24日(木)東京セミナー:フクラシア浜松町 JR浜松町駅から徒歩2分
 5月26日(土)~27日(日)ワークショップ:ドッグリゾートワフ(山中湖)
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2012年5月24日にフラクシア浜松町(東京都)で開催された『Dr. Ian Dunbar  Seminar & Workshop 2012』に参加させていただきました。

イアン・ダンバー博士は、イギリス出身の獣医師、動物行動学博士、ドッグトレーナーとして世界的に知られています。日本でも2002年から現在にわたり、数多くのセミナーを開催してきました。今回は、「犬に関わる専門家“終結”教育プログラム」として、5月21日~24日の4日間にわたるセミナーが開催されました。その一部ではありますが、5月24日に行われた一般飼い主向けのセミナーに参加させていただきました。

 

セミナー4日目、最終日でもあるこの日の第一部は「災害時、愛犬の命 救えるでしょうか?」をテーマに、赤坂動物病院院長の柴内裕子先生がお話されました。先生は、東日本大震災の直後から、何度も被災地に足を運び救援活動を行っており、その時の経験も踏まえて、今私たちに何ができるかをアドバイスしてくださいました。たとえば、動物用の非常持出袋を玄関に用意する、マイクロチップを入れる(もしくは迷子札を付ける)、体中どこでも触れる犬にしておく等、いざという時に動物の命を救えるようにしておくことは、私たち人間の責任であると強くおっしゃっていました。

 

第二部では、第一部の講演をもとに柴内先生率いるCAPP(Companion Animal Partnership Program)メンバーとダンバー博士による「自宅から逃げる⇒避難所で暮らす 実践トレーニング講座」が行われました。ここでは、緊急時を想定した実践的なトレーニングを6頭の犬を用いてデモンストレーションされました。体中どこでも触れるようにするトレーニング、避難所を想定し、クレートに見立てた段ボール箱に入るトレーニング等、会場全体を使いながら丁寧に楽しく指導していただきました。

ダンバー博士は、すべての子犬が生涯、同じ家庭で幸せに暮らせたときに、私たちの仕事が完結すると考えています。犬の問題行動は、飼い主にストレスを与えることも多くあるため、犬に適切なしつけをすることは、飼い主の幸せに繋がるとお話されました。また、これらの問題行動を予防するには、子犬の社会化期のトレーニングが大切だと言われています。一人でも多くの飼い主に、適切なトレーニングをしてもらうために、ダンバー博士は、ご自身の本がオンライン上の電子書籍として無料でダウンロードできるようにされました。レッドハート株式会社様のもと、全て日本語で読めるようになっています。犬を飼っている全ての人に情報を提供することで、多くの犬と飼い主が幸せに暮らすことを心から願っています。

ダンバー博士の電子書籍「子イヌを飼う前に」「子イヌを飼った後に」
無料ダウンロードサービス: http://www.redheart.co.jp/e-book/index.html

子犬育てイニシャチブ「犬の専門家編」:
http://dogresortwoof.jp/seminar/THE_INITIATIVE_FOR_DOG_PROFESSIONALS.pdf

子犬育てイニシャチブ「これから子犬を飼う人&新米飼い主編」:
http://dogresortwoof.jp/seminar/The_SIRIUS_Puppy_Raising_Initiative_For_Prospective_and_New_Puppy_Owners.pdf